気付き…♪(~趣味の話から鍼灸技術の伝承まで~)

今回は、趣味の話から始まり…鍼灸の話しというか、技の伝承の事を書こうと思います。

SNS…って、便利な面もあれば、面倒くさい側面も持ち合わせてますが、便利な側面で話せば、色々な情報が載っているので「へぇ~!」とか「ほぉ~!」とか、SNSを見なければ知り得なかった情報を知る事が出来たりするのは、ありがたいなぁ~って思います。

先月、SNSを見ていたら、関西地区で放送されている、FM CoCoLo の「THE MUSIC OF NOTE」は毎月、パーソナリテイーが変わる番組らしいんですが、先月はCharさんがDJだったんです…♪

今、福岡に住んでいるから、通常は関西地方のラジオは聴けないんだけど、radiko会員になれば全国のラジオが聴けるしね!近頃は便利だなぁ~って思います。

趣味の話ですが…

僕は下手の横好きで、いまだにギターを弾いてるんです。…ギターを弾き始めたのは中学一年生の頃からだから、かれこれ…47~48年…(^_^;) ギターを弾いているわけですが、腕前は上がらず…、アマチュアの域を脱せれない、よくその辺にいる、楽器好き…ギター好きのオヤジと化しているわけです。

そんな、ギター好きのオジサンが、数年前に、ようやく気が付いた事があるんですよぉ~。でもね…、多分、聡明な人は、もっと早く、若い頃に気が付いていると思んですけどねぇ~。

何に気が付いたかというと…、YouTubeを見ていた時、ある動画に目が止まったんですよ!それは、横浜の球場だったか?スタジアムだったか?野球かサッカーの試合前のイベントで、Charさんのバンドが演奏するというドキュメンタリー映像だったんですよねぇ~。

その映像は、最初にバンドのセッティング・シーンが映っていて、Charさんのギターテクニシャンの人が、ギターアンプやエフェクターのセッティングをして、ギターの音を鳴らして、音の調整をしているシーンから始まり、Charさんの曲を、ギターテクニシャンの人が弾き、PAの人と音の確認をしている…。

そんな映像を見て、ギターの音を聞いた時に「…おや?」って思ったんですよね…。

Charさんのギター…勿論、本物。エフェクターやアンプも本物…(^_^;) …で…キターテクニシャンの人が弾いてる曲もCharさんの曲…。…なんだけども、何かが違うんですよねぇ~。

僕もファン歴は長いので、耳だけは肥えているというか…もう何年も前から、CDで聴いたり、ライヴで聴いたりして、肌感覚で聴きなれている曲なのに…

何だろう?…この違和感は?…って少し考えて…

思いついた事と言えば…

当たり前なんですが…、ギターを弾いてる人がCharさんではないという事。

その時に、…これも…以前、YouTubeで見た映像でしたが、ある若いギタリストがCharさんと対談しているシーンで…、若手のギタリストが「Charさんって、どのギターを持ってもCharさんの音がしますね!」って言ってたのを思い出したんですよぉ~。

同じ機材を使っても、弾く人が変われば音が変わる。…Charさんが他人のギターを弾いてもCharさんの音がする。…という事は、弾き方の違いなのか?

ギターの弾き方って…、右利きの人で例えるならば、ギターは左手の指で弦を押さえて、右手の指で弦を弾いて音を出す楽器なので、左手の指で弦を押さえる力加減から、押さえた弦を離すタイミング…。右手の指、もしくはピックで弦を弾くタイミング…。

この…右手と左手のバランスが生み出す音に、違いが出るんだろうな~って思うし、これが個性なんだろうなぁ~って思うんですねぇ~。

…という事は、これって個性なので、なかなか真似ようにも、真似できるものではないと思うんです。

ましてや、同じ機材を揃えれたとして…、似たような音は出せても、同じ弾き方は無理なので、100%同じ音を出す事は難しい。

あぁ~…そういう事だよなぁ~。…って気が付いたんですよねぇ。

近頃は、エフェクターとか、ギターなどのシグネイチャーモデルが、たくさん販売されてるので、ファン心理としては、心の片隅で「欲しい!」…って思うのだけれども、それ以来、「同じ音が出る訳ではないんだ!」…という、限界が見えたというか…なにか…腑に落ちた感じになったんですよねぇ~…(^_^;)

なので、最近は、ギターやエフェクターのシグネイチャーモデルやヴィンテージには見向きもしなくなりました…(-。-)y-゜゜゜

まぁ~…お金持ちだったら、シグネイチャーモデルやヴィンテージを揃えて、自己満足に浸れるんでしょうけど、無い袖を振れないのが、今の僕の現状ですしねぇ~。

僕のスタンスとしては、真似はするけど、その真似の中に自分の個性を、いかに注入するか!?

そこがポイントになるのではないか?

そこから自分なりの個性を作り上げていけば良い。…って思うんですよねぇ!

で…、鍼灸の技術の話ですけど…

これまた、ギターの話と同じで、技術の伝承って、どこまでを伝承とするのか?…っていうところが曖昧になっているというか、まぁ~曖昧で済ましている部分ではあると思うのですよ!

50%くらいの伝承で良いんじゃない?っていう人もいれば、80%で…、とか。ウチは親子代々、一子相伝の…と、北斗神拳ばりの厳密さをもって伝承とする…とかね!…色々あると思うんです。

しかし…「伝承」と「真似」の違いってあるのかな?

何となく「伝承」は、うやうやしい感じがするけど、「真似」は軽い感じがするし…(^_^;)

でも、全ては真似から始まると言いますしね…。事実…、真似する事から基本は始まると思うんです。

何%までが『伝承』の範疇なのか?…などと考えてしまうと、三球照代さんの漫才じゃないけど、考えると夜も眠れなくなってしまいそうです…(^_^;)

一子相伝の場合は、受け継いだ事柄を、変えては駄目でしょうから、これまた別な意味で大変ですね~。…個性を出してダメという事になるので、個性を消さなければいけない。

技や形を覚える事を伝承というのであれば「伝承」は可能だと思うのですが、鍼灸の場合は数値化が出来ない、刺激量の問題があるので、所作や動きや、考え方の真似が出来ても、刺激量までは真似できない。

だから、鍼灸の伝承は「鍼を浅く刺す」…とか、「鍼を深く刺す」…とか、「鍼を皮膚にあてるだけの鍉鍼を使う」…というような、大まかな分類での伝承で、次世代に繋げていくという流れになっているのかな?

まぁ~…流派に限らず、人それぞれだと思うんです。

何となくですが…、形と所作と理屈(考え方)がマネできていれば50%の伝承は出来ているのかもしれませんしね…。弟子入りしたり、勉強会に参加したりして、自分が理想としている先生の考え方や、所作や、先生の間の取り方などを会得できたとしたら、その時点で50%の伝承は出来ている。…とすれば、あとの50%は本人の努力でしょうねぇ~。

僕は、人ぞれぞれで良いと思うから、極めたければ、極めればいいし…、ある程度の理屈や所作を会得した上で、自分なりに技術を練り上げるも良し…。考え方は人ぞれぞれだと思うんです。

僕は、どちらかというと、後者の考え方であり、あまり群れるのが好きではないですしね…。

あっ!そう言えば、今日は7月7日…。23年前の今日、鍼灸院をオープンさせたんですよぉ~♪

…って事は、臨床に入り、明日から24年目ですから、もう、真似をする段階ではなく、自分で構築するフェーズに入っているように思うんですよねぇ~。なので、最近は、毎日、何となく自分で、あ~でもない…こ~でもない…と、試行錯誤しながら、技術を練り上げてます。…多分、今後は、こうやって歳を重ねていく人生だと思うんですよねぇ~。

先ほど、ギターの話を書きましたが、僕も鍼灸師になりたての頃は、色々な勉強会に行き、色々な本を読んでました。…まぁ~僕以上に、もっと色々な勉強会に行ったり、僕以上に多くの本を読まれている人は、大勢いらっしゃると思いますけどね…

ある時、気が付いたんですよ!…ギターの音って、弾く人によって音が違うんだ!…と感じたのと同じように…「勉強会で教わった治療を再現しても…、講師の先生と同じような治療をしても…、先生が使ってる同じ鍼を使っているのに…、何で、こうも治療結果が違うのか?」…ってね…。

最初は、自分に技術が身についていないからだと、諦めてましたが、ある時から…

「この技術は、真似しよとしても、真似できるものではないな!」

…と思うようになったんです。

理屈や所作…は、会得する必要があるので、ある程度の事は、弟子入りしたり、勉強会や学会で学ぶ必要があるのだけれども、理屈や所作が身に付けば、あとは自分で技術を構築するべきなのではないだろうか…って思い始めたもので、それ以来、学会や勉強会が、縁遠くなりましたねぇ~。

それが、ここ最近???…10年前くらいからの「気付き…」かな…。

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