鍼灸!取って出し5(エッセイ)


福岡|鍼灸師|はりきゅうふくた

福岡|鍼灸師|はりきゅうふくた


針灸・健康に関してのエッセイです。

鍼灸取って出し Vol.5

ホームページ 内の『ニュース』『ブログ』の中で、鍼灸や病気や健康に関する事や日頃,思った事などを抜粋して掲載してます。エッセイの感覚で読んでみて下さい。




・風邪に対する鍼灸

2020年9月23日

福岡|鍼灸師|はりきゅうふくた
風邪の症状と言えば代表的なものとして「喉が痛い…」「頭が痛い…」「鼻水が出る…」「胃腸の調子が悪い…」「発熱…」などがあります。一般的に “風邪” というカテゴリーで一括りにしがちですが、何が原因で、その症状が出ているのか?…がポイントになると思うんですよぉ~。

ウイルスなどが原因で起こる風邪に対して、初期症状ならば解熱剤などで熱を下げるような事はせずに、熱以外の症状を緩和する事がポイントとなりますが、症状が重く、身体の発熱だけではウイルスに対処出来ないようなインフルエンザや、今、流行っているコロナなどには抗ウイルス薬が必須となります。

でも…”風邪”と言っても、季節の変わり目…、春とか、ちょうど、この…秋の季節などに薄着をしていて、うたた寝をしてしまったがために発症する風邪もあるわけです。

薄着や、うたた寝で身体を冷やして発症する風邪も、頭痛や鼻水や胃腸不良や発熱など、ウイルスが原因で起こる風邪の初期症状と何ら変わりない症状が出ます。基本的にウイルスが原因だと思われる風邪の場合、症状が酷かったり、症状が重篤化するスピードが速かったりするので、試薬を使う以外で、どちらが原因か判断する術としては、問診などで症状が出てからの経過時間を考慮して判断する事が多いと思うんですが、医療従事者でない一般の人達の考えとして、一般的に  “風邪=「風邪薬を飲む」” という考えが定着していると思うんですよね!まだまだ根強く「とりあえず、風邪症状が出たら風邪薬を飲んでおけば治る。」と思っている人は多いと思います。

喉が痛かったり、頭が痛かったり、鼻水が出たり、胃腸の具合が悪かったり、発熱したり…、と症状は同じなんだけど、寝冷えとか薄着での身体の冷えが原因で発症した風邪症状と、ウイルスが原因で起こる風邪症状とは発生機序が違う別物の風邪と考えるべきだと思うんですよ!なので、それぞれに対しての治療やアプローチは別なモノになります。東洋医学でいう異病同治・同病異治という考えが当てはまります。

寝冷・薄着で身体の冷えから発症した風邪の原因は、日頃の蓄積された疲れが溜まり、身体が冷えることで免疫力が低下し、体温の調節を行っている自律神経が乱れる事で風邪の諸症状が出ます。身体が冷える事が原因で発症している風邪に対しては、主にお灸を使った施術が効果的です。

自律神経の乱れに対しては鍼灸は得意分野なので肩首背中のツボを使い交感神経・副交感神経のバランスを整える事で症状を緩和し自己治癒能力を促進させていきます。冷えによる初期症状の場合、薬剤師や漢方医の知り合いの方がいたら漢方薬を処方してもらうのもいいですね!鍼灸と共に、症状によって葛根湯とか桂枝湯などを使い分けると一層効果的だと思います。

ウイルスが原因の風邪症状に対しては、初期症状以外は抗ウイルス薬が効果的ではあるんですが、僕の経験上、高熱が出た場合、指先への井穴刺絡が症状の緩和に効果的です。体力を温存するためにも井穴刺絡はオススメですね!

時々…「鍼とか灸とかで風邪が治せるの?」なんて、ちょっと鍼灸を小馬鹿にした事を言う人にお会いする事があるんですが、多分、そういう人は鍼灸を理解していないのと同時に、風邪ってどういうものか理解できて無い人なんだろうなぁ~って思うんですよねぇ~。





・『急に具合が悪くなる』を読んだ。

2020年9月30日

知り合いがTwitterで、この本を紹介していたのを見たのと、この本を読めば、最近、発病が発覚した近親者の気持ちが少しでも理解できるかもしれない…という気持ちから「今、読んでおかなければ…」と思って、ポチッと買いしたものの、何となく結末が想像できるからか、読む気が起こらず1週間ほど放置していたんですが、読んでみると、全く想像とは違う展開が繰り広げられてました。

…やはり、最後の方でページが少なくなってくると、自然と読むペースも遅くなりましたけどね…。

現代医学の確率論を装った弱い運命論で病気の説明がなされていく事や、人が心身の不調を抱え、それを乗り越えようとする時に、家族や友人や知人で構成される「民間セクター」と、国家資格保持者によって構成されている「専門職セクター」と、薬草や骨格のゆがみを直すなど権威はないけど独特な理論で治す「民族セクター」の3つを巡るという話し…。

鍼灸は国家資格なんだけれど、民族セクターっぽい要素が満載だしなぁ~、などと自分の生業を考えつつも、この2人の書簡のやり取りを読んでおりました。

当たり前の事かも知れませんが、正直、言って…身近に発病した近親者がいて読む感覚と、全く病気には無縁でこの本を読む感覚は違うだろうなというのが、この本を読み終わった時の感想です。

けれど鍼灸を生業としている者として、鍼灸師や鍼灸を学んでいる学生さんには読んでおいて欲しい1冊だと思いました。





・筋肉は免疫力を司るリンパ球を増やすらしい…(お医者さんが「歩け!」という理由。)

2020年10月16日
福岡|鍼灸師|はりきゅうふくた
備忘録として…

確か…『ためしてガッテン』でやってたと思うんですが…

握力は全身の筋肉量を反映するらしんですね!…なので、握力が低いという事は全身の筋肉量が少ないという事になります。

身体の中の大きな筋肉と言えば大腿四頭筋…いわゆる腿の筋肉ですが、その大きな筋肉を動かすと、脳から全身の筋肉に指令が出て、筋肉を合成するIGF-1という物質が作られるんですよ!

筋肉から出来るグルタミンが免疫力を司っているリンパ球を増やすので、筋肉量が多い人ほど免疫力の低下を防ぐ事が出来るという理屈みたいです。

注意点としては「筋肉量が多い方が…」と、ただ、がむしゃらにムキムキになる必要はなく、バランス良く筋肉を衰えさせない事がポイントなんでしょうねぇ~。

歳を取れば免疫力が低下する一つの原因として、筋力の低下があげられるので、食生活も大事ですし、運動をする…大きな筋肉を動かす事で筋力の低下を防ぎ、免疫力を保つ事を心がける事が必要なんですよ!

簡単に大きな筋肉を動かせる運動として、誰でもできる…、いつでも…、どこでも出来るのがウオーキングなんでしょうねぇ~。

だからお医者さんは「歩きなさい!」って言うんでしょうねぇ~。

もっと細かく言うと、歩くにしてもO脚でガニ股の状態で、外に重心がいくような歩き方(靴底の外側が減ってしまう)で歩くと、膝・腰を痛めてしまうので、腿の内側の筋肉を意識しながら歩く事が重要なんです。

握力と免疫の関係に話を戻すと「握力の低下⇒全身の筋力がの低下⇒免疫力の低下」なので、握力が低下すると病気による死亡リスクが増加するという事らしんです。

握力計の計測で…

65歳未満だと、男性39.5Kg未満 女性23.5Kg未満

65歳以上だと、男性29.5Kg未満 女性16.0Kg未満

だと、病気による死亡リスクが増加するという統計結果らしんです。

先日、55歳の僕が午前中に握力計で左右の握力を測ったら、右が40Kg 左が35Kgでした左右の平均値は37.5Kg…. ( ゚д゚). ヤバいじゃん!39.5Kg未満だし…(゚д゚lll)

と、改めて、その日の午後に昼ご飯を食べた後に握力を測ったら、右が44Kg 左が41Kgで、左右の平均値は42.5Kg…でした。セーフ ε-(´∀`*)

血圧や体温同様、握力も測る時間で変化するようです。…午前中に計ったときはお腹が減ってたから数値が低かったのかな?(^-^;)



・物騒な話しですが健康に関しての話しです

2020年10月20日

福岡|鍼灸師|はりきゅうふくた健康な人でも1日に5000個の癌細胞が身体の中に生まれるんだけれども、免疫がしっかり働く事で癌になることなく生活できているという話しを聞いた事があります。

調べてみると、生涯でガンと診断される確率は男性で62%、女性で46%だそうなんですよね…。 なので日本人の2人に1人がガンになるという事らしんです!

これって考えてみると、健康な人でも、病気になっている人でも、みんな…背中に銃口を突きつけられている状態は同じ事だという事なんですよね。

たまたま癌を発病した人は、背中に突きつけられた拳銃の引き金が引かれてしまい弾丸が発射されてしまった…。で…当たり所が悪くなければ発症した病が治り健康体として生活できる。

癌になる確率だけで考えると、僕らは、誰彼無しに背中に銃口を突きつけられているという事実を認識するべきだと思うんですよぉ~。

…でも銃口を突きつけられていても、引き金さえ引かれなければいい話なんですよ。…まぁ~…誰が背中に銃口を突きつけているかは分かりませんが、引き金を弾かせないようにネゴシエイトというか、説得や交渉をして、引き金を引かせないようにする行為が、健康管理・健康維持なんだと思うんですよねぇ~。

ネゴシエイト・説得・交渉…って、いったい何をすればいいのか?って考えると、「早寝早起き…」「睡眠時間をしっかりとる…」「食事の改善…」「疲れない生活…」と、誰でも口にする一般的な健康管理…。簡単そうにみえて、この御時世…これらを実行するには、なかなか難しい事ではあるんですが、やはり健康で生活するには地味な行動と、自分を律する事が不可欠なんだろうなぁ~って思うんですよね!



・本治・標治と上座部仏教・大乗仏教

2020年10月27日

福岡|鍼灸師|はりきゅうふくたPodcastで『歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO』という番組を、よく聞いているんですが、「空海と最澄」の回で上座部仏教 と大乗仏教の違いを解説してくれていて、仏教の変遷は、その時代背景や社会的状況に合うように、その当時の超頭の良い人達が、メッチャ考えた上で、時代にそぐうように変化し続けている。……っていう話し…。

僕も大乗仏教って、お釈迦さんの言い伝えを、なんとなく都合の良いように解釈して、都合の良いように戒律を緩めて、出来上がったものだと思っていたんですが、COTEN RADIOを聞いていると、そうじゃ無いんだな…って思えてきたんですよね!

それと、この話を聞いていて、上座部仏教(原始仏教)・大乗仏教って、鍼灸でよく論じられる標治と本治に似てるなって感じました。何となく鍼灸の世界では病気の根源を治す意味での『本治』を重要視して、症状を取るだけの『標治』を軽視する傾向がみうけられるんですが、そうじゃなくて、一人一人の患者さんの症状に合わせた治療、…今、その患者さんが必要としている治療が症状を取る事ならば『標治』的な施術をすべきだし、病気の根源を治す事を求められるのであれば『本治』的な施術をする。

鍼灸も時代の流れや、その土地の気候や風土によって変化してきている療法なので、なんとなく仏教の変遷と似ているなって思ったんですよね!

まぁ~平たく言えば、本治も標治も重要で、どちらに優劣をつける代物では無いってことですよねぇ~ ( ̄▽ ̄;)



・『旅する鍼灸院』を読んだ♪

2020年11月4日

鍼灸師仲間の千葉のスパイス師匠がSNSで紹介していた本『旅する鍼灸院』

何だか面白そうなタイトルの本だな…って思ったので、Amazonでポチ買い…。ホントに便利な世の中だなぁ~、ネットやAmazonなんぞが無い時代なら、『旅する鍼灸院』という本のタイトルをメモ紙に書いて、近所の本屋さんに行き「こんなタイトルの本ありますか?」と尋ね、無ければ注文して届くのが2週間後…。本屋さんから「届きましたよぉ~」と電話が鳴り、本屋さんに本を買いに行く…。

それが、今じゃ2~3日で届いちゃうんだもんなぁ~(Amazonプライムに入ってれば、翌日には届くんだけど、年会費を払うのがもったいないから、未だに入ってないんです(苦笑))

著者の須藤先生には、お会いした事はないんですが、スパイス師匠がSNSで紹介してるって事は、間違いなく面白いに違いない!と…買って読んだら、面白くてあっ!という間に読み終えてしまいました。

最初に本のタイトルと帯に書かれた「何かひらめきたい時は旅に出ろ!」と言う文を見た時……寺山修司の『書を捨てよ!町に出よう』的な感じかな?…なんて思いましたが、…然にあらず。鴨ちゃんやゲッツ板谷さん達の怪人紀行的な感じかなとも思いましたが、あそこまで破天荒な感じではなく…(…ただ破天荒な事は書かれなかったのかも知れませんが…(^-^;) )著者の須藤先生が生きていく中で旅をしながら得たサクセスストーリー的な、とても羨ましい体験や経歴が書かれていて、鍼灸師って色々なバックボーンを持っている人が多いよなぁ~って思った次第です。

時々、破天荒な経歴を持つ、お医者さんがいらっしゃったりはしますが、何となくイメージとしてお医者さんになってる人って、20歳前半は大学の医学部で学生時代を過ごし、その後、医師として働くので、他業種に就く事無く一生を終える人が多いと思うんですよね。

お医者さんと鍼灸師を比べる事自体、端から間違っているのかも知れませんが… ( ̄▽ ̄;) 。…鍼灸師って色んな経験をしている人が最終的に鍼灸に携わっている事が多いように思えます。

僕は、この須藤先生のように、胸を張ってお披露目出来るバックボーンは持ち合わせていませんが、なんとなく須藤さんが言われている「何かひらめきたい時は旅に出ろ!」って、分かるような気がします。

実は…最近、新しいモノに手を出すことに躊躇している自分に少し嫌気がさしているんですよね~…。…と言っても大した話しでは無いんですが…、最近、やたらと、あちゃらこちゃらで『鬼滅の刃』が騒がれてますでしょ!実は今年の春先に、太宰府の宝満山に登った時に、登り口の竈門神社が『鬼滅の刃』の聖地になっているという事を知り「そんなに流行っているのなら、1回見ておこうかな…」と、TVでやってた番組を録画して1話だけ見たんですが、僕にとってはイマイチ、心にヒットせず、「あまり見る気がしないな…」って思い、放っておいたんですが、この秋の映画の盛り上がりようたるや…、凄いですよねぇ~。

最近、もうオッサンになって、何となく新しいモノに手を出すことに躊躇しているのか?…、それとも時代の流れについていけなくなっているのか?…。そんな事を考えるようになりましたが、元来、天邪鬼な性格なので「流行っているものには手は出さねぇ~ぜ!」的な感じなのかも知れません。

でも、『旅する鍼灸院』を書かれた須藤さんは、年齢などには関係なく、いつでもアンテナを張り巡らせて新しいモノにチャレンジされているように思えますねぇ~。

見習わなきゃね… (´∀`;)




・『漢方水先案内』を読んでみた。

2020年11月6日

鍼灸仲間のO先生から医学書院という出版社からシリーズ「ケアをひらく」という出版物があることを教えてもらい、数冊、ポチ買いした中の1冊が『漢方水先案内』という本。帯には「漢方だったらなんとかなるんじゃないか?…最先端の臨床医がたどり着いたキュアとケアの合流地点…それが漢方。」と書いてあり、何だか面白そうだなと思い読んでみたんですが、鍼灸師の僕でも面白く読めました。

僕は父親が漢方医なもので、子供の頃から漢方薬を身近に感じて大人になり、現在は鍼灸を生業としていますが、今でも自分の体調不良の場合は、自分の手が届く範囲は鍼や灸で自分自身の身体をケアしつつ「あぁ~もう駄目!」と言う時は漢方薬のお世話になっています。

この本は漢方というより、東洋医学全般の立ち位置や利点を俯瞰的な視点で解説してくれているので、鍼灸師や鍼灸学校に通っている学生さんは読んでおいた方がいいと思います。

この本を読んでいて思ったんですが…。お医者さんが処方する漢方薬や現代医学の薬は、毎日服用する事で薬の成分の血中濃度を上げて効果を得る事が出来るんですよね…。お医者さんにもよるとは思いますが、2週間分の薬を処方して効果が無ければ薬の処方を変えるらしんです。…まぁ~確かに…処方が合ってなければ、そういう事になるでしょう。

じゃぁ~鍼灸の場合はどうか?…。鍼灸の場合は、毎日、治療して2週間後に効果があるかどうかを確認して、効果が無ければ治療方法を変えて使うツボを変える…。(現状…そういうわけにはいかないよねぇ~)鍼灸の場合、患者さんが相当裕福じゃないと、そういう方法はとれないですよね…、せめて週一の鍼灸施術で数週間、治療を続ける。もしくは初めて受けた1回の施術で「これは効くな…。」「これは効かないな…」と患者さんに判断される。

薬は身体の中に薬物を入れ徐々に血中濃度を高めていくのに対して、鍼灸は身体が持ち合わせている治癒力を鼓舞して身体の不具合を修正していく点。

…鍼灸の場合はどう考えても条件的に厳しい側面を持ち合わせてると思いますねぇ~ ( ̄▽ ̄;)。

そう言えば、こんな事が書いてありました。

「西洋医学は原因であるウイルスや細菌をターゲットにしているんだけど、東洋医学は身体が発している反応に合わせて最適なアシストをする。」

「日本の漢方は病気の原因を問わないで生体の反応がメインで証が決まる。問診や触診で汗ばんでいる…。圧痛、凝り…など、生体の反応で健康な状態よりバランスが取れた状態から、どれだけ逸脱しているかを把握して漢方薬や鍼灸で逸脱を修正してバランスを整える。」

…科学とは数値化することじゃなくて「知ること」ってな事も書いてあったような気がします。

特に、「作法の思考」と「方法の思考」についての解説は面白かったですねぇ~。

「作法は目的を、それほど値良く意識せず、何度も同じような所作を繰り返す事で、次の所作にスムーズに結びつき無駄なく振る舞えるようになり、己を見つめる余裕が生まれ、もてなす相手の気持ちを考える余裕が生まれる。…これは見えない世界…患者さんの心や気持ちを扱う事が多い東洋医学には必要な事…」…というような事が書いてあったと記憶しています。

「方法は目的を強く思考して見に見える結果を求めるもので、方法が有効なのは現在の状況や原因がハッキリしていて予測される結果が明かな場合のみ有効で、患者さんに何が起こっているのかが把握できず、どうしてこうなったかが不明な時は ”方法” は無効になる。」って書いてありました。

なるほどなぁ~!東洋医学と西洋医学の利点と欠点的な感じなんですね!

あとは臨床の神様の話とか…。

臨床経験を重ねるていると、何かを身につけるトレーニングではなく、知らないうちに身についてる何かを放棄するトレーニングが必要だという言う話しは面白かったですねぇ~。

あぁ~…「東洋医学は ”揺るぎなき健康” を目指したものではなく ”揺らぐ生命” から出発するものだったんです。」って言葉も良かったなぁ~。心のノートにメモしておこうと思います…・(´▽`)

コレは大事な言葉だなとか、ココは読み直さねば…、と思う所に付箋紙を貼っていたら、読み終わった頃には、付箋紙だらけになってました。 (^-^;)



・『治るという前提でがんになった』という本を読んでみた。

2020年11月11日

僕自身、鍼灸で癌が治るとは思ってませんが、癌の三大治療と言われている手術・放射線・化学療法による副作用を緩和する事に於いては鍼灸は役に立つと思っています。

先日、読んだ『漢方水先案内』の津田先生も本の中に書かれてましたが、華岡青洲は現在でも使われている十味敗毒湯や帰耆建中湯という処方を発明した優れた漢方医であったにも関わらず、乳癌の手術を成功させるために全身麻酔を編み出したという事は、現代の漢方医より遙かに腕が良い漢方医の華岡青洲が、漢方の癌治療の限界を認識していたと想像でき、漢方薬だけで腫瘍を小さくする効果は低く、腫瘍は漢方のやや不得意とする領域だと認めた方がいいんだけれども、漢方薬が抗がん剤治療の副作用を軽減して西洋医学的な抗がん治療も継続しやすくなるという事も認識すべき…。…というような事が書いてあったと記憶しています。

病気には同じ病名でも症状が軽い物もあれば重篤なものもある…。病には程度がある。…という事は、何度もこのホームページに書いていますが、健康体と言われている人でも1日に癌細胞と呼ばれる細胞が5000個生まれていて、その癌細胞を抑え込んでいるのが免疫と呼ばれているシステムなんですよね!鍼灸は、その免疫のバランスを整える事に優れている療法です。

病気の事に関しては、専門書を読めば、ある程度の知識は頭に入りますし、素人でも、それなりに分かった気分になったりはしますが、実際、癌を発症した人の気持ちや、病院でどんな治療が行われているのか?副作用はどなんな感じなのか?など、経験者にしか分からない事って多いですよね!

「癌の三大治療…」と言っても癌にも色々と種類があり、三大治療の中でも、それぞれ治療方法も異なるわけですし、使う薬も違うはずです。抗がん剤の副作用に関しても、人それぞれで、お酒を飲んでもアルコールに強い人もいれば、すぐ酔ってしまう人がいるように、抗がん剤の副作用も人それぞれだという話しも聞きます。

この本を本屋さんで手にした時、経験した人の言葉が詰まっている本だと感じたので、買って読んでみたんです。40歳で脳腫瘍、42歳で白血病…と、すさまじい経験をされた著者ですが、第4章「がんになることの意味」では「病は気づき」だなと思わせる事がたくさん書いてありました。

この著者の高山さんも、癌に関しての代替療法やイメージ療法、鍼灸療法に関しての体験談を書かれていて、とても参考になります。

この本も鍼灸を学んでいる学生さんに読んでもらいたい1冊ですねぇ~。



・やたらと ”エビデンス” を要求する理由がわかったような気がする。

2020年12月5日

先日、録り溜めていたTV番組を見ていたら、陰陽師の安倍晴明の事をやっていて、なんだか合点がいったというか…、なるほどなぁ~って思ったんです。

番組内で認知神経科学者の中野信子さんが仰るには、セロトニンは幸せを感じたり、精神的な安定を維持する物質なんだけれども、その…セロトニンって分泌されて一部は分解され、残りは再利用されるらしいんですが、その再利用に働くタンパク質が、世界的にみて日本人は少ない人が多いんだそうなんです。なので日本人って、不安に駆られる事が多く、鬱にもなりやすいそうなんですよねぇ…。

なぜ?日本人にセロトニンを再利用するタンパク質が少ない人が多いのかは定かではないけれど、古来、日本は天変地異が起こりやすい土地柄で、いつも不安に対して備えておかないと、この土地では生き残れなかったからなのか?はたまた、そういう人達が偶然、この土地に集まってきたのか?…。まぁ~日本って、そういうお国柄らしんですよねぇ~。

たしか…そのような事を話されてました。(記憶が曖昧だったらゴメンナサイ。)

だから、陰陽道の安倍晴明や、密教の空海のような人達が活躍し、念じる事で人々の不安を取り去っていたという歴史があるんですよね。

現代を生きてると「念じる事で何が変わるの?」と、鼻で笑う感じになる人も多いかも知れませんが、平安時代は、念ずる事で変化が起こる事が当たり前の世界だったんでしょうねぇ~。だから悪い事が起これば鬼や怨霊の仕業だし、時代は少し違いますが戦国時代の『針聞書』に書かれているように、病気を引き起こすのは「虫」の仕業だと考えられ、当時、メッチャ頭が良いエリートの人が考えに考え抜いて、陰陽道や密教を使い念じる事で、人々の不安を取り除いていたんでしょう。

その事に対して、いくら科学が進歩している現代に生きているからといって、「念じる事で何が変わるの?」と鼻で笑ったり、小馬鹿には出来ませんよね。念じるという事で不安を解消する事は、平安時代から江戸末期まで、続いていたわけですからねぇ~。

で…、TV番組でも言ってましたが、明治に入って西洋の文明が入ってきてから、人々の思考が「念ずる事は非科学的だ!」という風潮になり、現代に至っているわけですが、平安時代から江戸末期まで人々の不安を取り除く事を一手に担っていた ”念ずる” という事から ”科学” にシフトチェンジした為、セロトニン不足で不安を感じてる日本人気質からか、科学や医学に対して、不安を解消する材料として、必要以上にエビデンス(科学的根拠)を求めるようになったんじゃないかな?って思うんですよね!

東洋医学でも漢方薬は主原料の分析や生薬のグラム数などの数値化が可能なので、エビデンスというものに対応しうる事が出来ますが、鍼灸の場合は刺激量など数値化は困難で、どちらかというと経験則的な事でしか証明できないのでエビデンスには対応出来ないし、説明しろと言われても暖簾に腕押しなんですよね!

念ずる事で変化が起こる事が当たり前だった世の中の科学的な医療だったわけですから、現代のエビデンスにそぐわなくて当たり前だと思うんです。

でもエビデンスが無いから、それはナンセンスな事なのかと言えば、必ずしもそうでは無いという事も大勢の人は理解していますが、時々、最新とか科学とかが大好きな多様性に欠けた人が「エビデンスが無いものは認めない」なんて言うモノだから面倒くさくなるんですよねぇ~。

やたらと「エビデンスを示せ!」「エビデンスは?」って言うのは不安だから言ってるって事が、よ~くわかりました。



・「コロナ新時代への提言2 福岡伸一×藤原辰史×伊藤亜紗」を見て…

2021年1月13日

生物学者の福岡伸一さんと、歴史学者の藤原辰史さんと、美学者の伊藤亜紗のネット上での鼎談…。

番組の中で利他性という言葉がよく使われていたんですが、御存知のとおり、自分中心の考えは利己的…、他人を思いやる気持ちを利他的って言いますよねぇ~。人の心のありようを表す言葉なんですけど、この鼎談では、人の気持ちの部分の利他性と、ウイルスの利他性についても語られていて、とても面白かったです。

僕が心に残った言葉を書き出してみると…

生物学者の福岡伸一さんは…
「行き過ぎた消毒文化は生命体としての私たちに有害。」
「ウイルスの利他性は水平に情報を広げる事と、宿主の免疫システムを刺激して調整している。(腸内細菌と同じ…)」
「ウイルスを完全征圧する事は不可能。」
「共生は理想的に見えるけど矛盾だらけ…」

…と仰ってました。

僕らは東洋医学を学んでいるので、日頃から同じような事を患者さんに伝えていますが、日頃、病気になれば病院に行き、注射をしてもらい薬を飲めば治るものだ!…って考えていた人達は、今回のコロナ騒ぎで「ウイルス=悪者」っていうイメージを持った人が多いんじゃないでしょうか?そういう人達は福岡さんの話しを理解してもらいたいなぁ~。(僕ら鍼灸師が言うより、著名な生物学者の先生の言葉の方が耳に入りやすいでしょうから…(^-^;) )

歴史学者の藤原辰史さんは…
「潔癖主義は行動が狭まる…。」
「人は純粋・清潔を求める傾向にあるので、人間と人間、人間と自然、は、そんなに簡単に共生できないと知るべき…」
「人間は目の前の輪郭のハッキリした危機より、遠くの輪郭のぼやけた希望にすがりたくなる癖がある…」
「権力者のうっとりする甘い言葉に惑わされがち…」
「物質に囲まれている事が文明国家だと思っている…」

…と仰ってました。

いやぁ~耳が痛いですねぇ~(^-^;) 「人間は目の前の輪郭のハッキリした危機より、遠くの輪郭のぼやけた希望にすがりたくなる癖がある…」「権力者のうっとりする甘い言葉に惑わされがち…」っていう言葉を聞いたときに、僕の頭の中にオリンピックを是が非でも今年行うんだと豪語している、管総理と小池知事と森会長の顔が浮かびました。…(苦笑)…ホントに日本は大丈夫なのか???

美学者の伊藤亜紗さんは…
「困っている人を助ける事は一見、良い感じの行動だけど、利他的ではない…」
「利他的は、待つ事…、スペーズを作る事…、相手をコントロールしない事。」
「人間の画一化という考えからの障害者の概念…」
「これだけの時間をかければ、これだけの事が出来るはず…、という考えから外れた人を、障害があるとみなす考え…」

…と仰ってました。

「困っている人を助ける事は一見、良い感じの行動だけど、利他的ではない…」って目からウロコです。確かに、病人に声をかける時、つい反射的に「大丈夫?」って言っちゃうけど、病気を患っている本人は、十分、病気を自覚してるわけで、人から「大丈夫?」と言われる度に「あなたは病人だよ!」と言われているような気がして、逆にウザくなるって言われた事があります。…「人間の画一化という考えからの障害者の概念…」や「これだけの時間をかければ、これだけの事が出来るはず…、という考えから外れた人を、障害があるとみなす考え…」は、やっちゃダメな事だと理解はしているつもりだけど、「大丈夫?」と同様、知らず知らずやってしまっているのかも知れません。たしか…鍼灸仲間の大渡さんが「最近、伊藤亜紗さんの本を読んでる…」って言ってたっけ…、僕も『どもる体』を読んでみたくなりました。

番組内で『風の谷のナウシカ』の映画以降のストーリーが紹介されてましたが、まさにナウシカのストーリーとコロナの現状とリンクしますね!本の『風の谷のナウシカ』も読んでみたくなりました。




・鬱と首の動きを鍼灸師が分かりやすく解説します

2021年1月4日

首の可動域を良くする事は、鍼灸の得意技の一つです。

ツボで言うと『天柱』や『風池』を使い後頭下筋群を緩め…、『百労』や『肩中兪』を使い、頭板状筋や僧帽筋を緩め、あとは諸々のツボを使い背中を緩めたり、肩甲挙筋を緩めたりすると、首の筋肉によほどの損傷がない限り100の痛みを30(←だいぶ謙遜が入ってます…(^-^;) )にする事は簡単に出来ます。

まぁ~時々、凄い寝違いやら…薬の副作用による手強い首痛もありますが、精神的な事柄から起こる首の痛みは緩みやすいですね。

昨日の夜、【ホンマでっかTV】というTV番組を見ていたら、心理評論家の植木先生が「冬季うつ病は日照時間が短いからとか、色々な原因があげられているけれど、冬の時期は首の可動域が狭くなる為、鬱状態になりやすい」という事を言ってました。

なんでも…実験として、Aチーム100人、Bチーム100人に別れ、Aチームには20分間、階段を上り、エレベーターで降りて、また階段を上るという、首を上に向けて20分間、階段を上る運動をさせ、BチームにはAチームと逆バージョンで、20分間、階段を降りてエレベーターで上がり、また階段を降りる。という首を下に向けて20分間、階段を降りる運動をさせたそうなんです。

すると、首を下向きにしていたBチームは、実験中に、気分が滅入ったり、実験を棄権する人が出たり、嫌な事を思い出す人が多かったそうなんですよね!それに反して、首を上向きにしていたAチームの方は、実験中に昔の良かった事を思い出す人がBグループの6倍多かったそうなんです。

なるほどなぁ~…

このTV番組では「冬季うつ病の原因は首の可動域が狭いから…」という感じで、話しが進んでいましたが、今まで僕が治療した鬱病の患者さんや、過去に鬱の経験があり、体調を崩してしまっている患者さんは100%と言っていいほど、首や肩や背中がガチガチに凝ってました。

なので、鬱と首の可動域の関係は、季節性なものではなく、冬は特に寒いから首の可動域が狭くなるって事なんでしょうねぇ~。まぁ~…鬱の人って、性格的なものも含め、色々な事で根を詰める事が日常になっていたり、同じ姿勢でパソコンと睨めっこしなきゃいけない仕事だったりと、首に負担をかけている人が多いですよねぇ~。

何も知らない人は「鍼灸で鬱病が治るの…?」なんて鼻で笑う人もいますが、首の可動域を広げるだけで鬱状態から脱する事も出来るわけです。しかしながら、病には程度というモノがあり、軽い症状の鬱病もあれば、重い症状の鬱病があるので、首に鍼をしたら鬱が治るなどと軽々しく言う事はできません。僕が思うに鬱を治す一番のポイントは生活環境を変える事だと思います。

生活環境を変える事を前提に、首の可動域を広くする。…コレが一番いいんじゃないでしょうかね…。




・「鍼灸は対症療法ですよね!?」という質問をされたので…

2021年1月23日

ある年配の質問好きの患者さんが「先生!鍼灸って対症療法ですよね!?」と質問してこられた…。


ふふ~~~ん!対症療法かぁ~…来た来た!(⌒~⌒)ニ

よくこう言う質問をする人がいるんですよねぇ~。まぁ~だいたいが鍼灸に対して「なんで効くの?」とか「ホントに効くの?」っていう感じで鍼灸自体を疑ってかかっている人もいれば、疑ってる訳じゃ無いけど、説明を聞いて納得しないとダメなタイプの人。

この年配の患者さんは後者かな…。

辞書によると、対症療法は「病気の原因をのぞくのでなく、あらわれた症状に応じてする治療法」とか「物事の目前の状況に応じた処理のしかた…」というような事が書かれています。

こんな感じで辞書に書かれていると、対症療法というのは原因を治すのではなくて、とりあえず…チャチャチャァ~とやっときましたぁ~!的な感じとしか受け取れないですよねぇ~。

そんな感じで「鍼灸=対症療法」と思われるのは、不名誉だし合点がいかないですねぇ~。正直言って辞書に書いてある事が間違ってると思います。

まず、病気は何が治しているのか?誰が治しているのか?

ここがポイントになるわけですよね!

例えば「薬が治してくれる…」「手術で悪いところを取ってくれるお医者さんが治してくれる…」と思っている人達は、薬や手術やお医者さん以外は、病気の原因には手を出さないモノ…、症状だけを取る治療法…、と捉えるでしょう。まぁ~そういう人達が辞書を作ったんでしょうねぇ~。

東洋医学的な思考で病気に対処しているお医者さんや鍼灸師は,体自身が自分の体の不具合を治していると考えます。薬や手術や鍼灸は治そうとしている体の手助けをしているわけですよね!

なので、薬や手術や鍼灸は全て対症療法なんですよね!

「病気の原因をのぞくのでなく…」っていう所が間違ってますね!…ダメだな…この新選国語辞典。

広辞苑の第六版では「患者の症状に対応して行う療法」「高熱に解熱剤を用い、疼痛に疼痛に鎮痛剤を用いる類。比喩的に根本的な解決にならない当面の方策の意にも使う。」とありますが、比喩的使う場合と治療で使う場合とを混同させてはダメですよねぇ~。

こんな感じで、患者さんに説明したら納得して、治療を受けてくれました。 ( ̄▽ ̄;) (^-^;)



・新米鍼灸師へのアドバイス…2つの思考を持つ事の重要性

2021年2月24日

月末に鍼灸師の国家試験があるらしいですね…。
僕が国家試験を受けたのは平成15年だから18年前の話かぁ~。

また、新たな鍼灸師が生まれ、世間の荒波にもまれ成長していくわけですが、ちょいと先輩面して、あえて上から目線で…(苦笑)アドバイスするなら、必ず2つの思考で治療にあたる事が必要だと思います。


国家試験に受かって鍼灸師になっても、未だに東洋思考になじめず、どうしても科学的というか現代的な病理・生理・解剖を軸に考える人もいれば、経絡やツボで全てを超越して治そうと意気込んでいる人もいたりして…。 (^-^;)

まぁ~人には得手不得手がありますが、臨床をする上においては、患者さんも色々なタイプの人が来るので、東洋・現代どちらの医療知識も必要なんですよねぇ~。…かと言って僕らは現代的な病理・生理・解剖の基礎的な知識は学んでいるものの、専門的な知識は、お医者さん達と肩を並べれるレベルでは無く、やはり東洋的な思考で病気を捉え、問題解決する事を求められます。

ただ、一言「東洋医学」と言っても、奥が深く流派や古典の本も数多く、東洋的なツボや思考や経絡の基礎は学生時代に学んでいるものの、これらを深く学ぶために何から手を付けていいやら…、って戸惑うのが鍼灸師になりたての頃なんじゃないでしょうかねぇ~。

人って、現役でいられる時間って限られていると思うんですよね!

現役でいられる時間ってスポーツ選手だと、早い人で5年間、長い人で20年間くらい?まぁ~時々、キング・カズのような人もいますが、ホントに希ですよねぇ~。一般のサラリーマンでも定年は60歳?65歳?だから、高卒だと42~47年間。大卒だと38~43年間。現役から退いた後はセカンドキャリアとなるわけですが、麻生さん家の太朗ちゃんが「老後は2千万円必要だ!」と豪語してましたから、セカンドライフを楽しむ暇なんかありませんよねぇ~。

この現役でいられる時間という事を考えると、僕ら鍼灸師には定年はないわけなので、健康でいられる限り現役でいられるわけです。

健康寿命で言えば男性は75歳。女性は77歳だそうです。高校を卒業して鍼灸の道を邁進する人って、いるにはいるんでしょうが、どちらかというと一度、社会人を経験した後に30歳くらから鍼灸師を目指す人が多いんじゃないでしょうかねぇ~?(まぁ~僕の勝手な思い込みですけどね…( ̄▽ ̄;) )僕自身も鍼灸師になったのは38歳ですし、75歳まで健康でいられたとして現役でいられる時間は37年間。もう既に18年経ってるので残り19年って感じでしょうか?…(^-^;)

あと19年と捉えるべきか…、はたまた、まだ19年ある!…と捉えるべきか…。そんな事はどうでもよく、これからも疑問に思った事は解明したいし、自分に出来る技術は会得したい。その上で技術や知識を駆使して患者さんの体が「治ろうと!」としている背中を押してサポートしてあげたいと考えています。

そこで鍼灸師になりたての人達へのアドバイスですが、東洋医学を深く学ぶために何から手を付けていいやら…っていう人達は10年くらいかけて、色々な勉強会に顔を出してみたらどうでしょう?

「えっ! 10年!!??? ( ゚д゚)…長すぎるよ!」って思うかも知れませんが、鍼灸の歴史は長いので、いいとこ取りだけして、薄っぺらい知識で満足できるなら話しは別ですが…、深く学ぶには時間が必要です。現役でいられる時間から逆算すると、最初の10年は、情報収集。次の10年は10年間かけて仕入れた情報や技術を整理習得し、その後の10年は自分なりの治療法や技術を確立する。これで30年です。それ以降は、新たに研究するもよし、後進を育てるもよし、…色々な歳の取り方があると思います。

僕自身の話ですが、最近、井穴の温度を測り、赤羽幸兵衛さんの知熱感度測定の考えと井穴刺絡を取り入れてるんですけど、鬱血を取り去る井穴刺絡と、強刺激としての井穴刺絡っていう2つの思考が存在するなと思うようになりました。刺絡って、どうしても「血を取る」というような思考が表に出やすいんですが、一つの刺激としての刺絡っていうのも有りなんですよねぇ~。

こんな風に刺絡という1つの方法にも2つの思考が存在するわけなんですよね!

何となくですけど、一つの考えだけに固執すると、壁にぶち当たった時に必ず行き詰まると思います。

なので、先輩面して、あえて上から目線でアドバイスを送るなら……(^-^;) 必ず2つの思考を用意して臨床に挑んで下さいね!(⌒▽⌒)




・何でもかんでも薬で治そうと思うな!

2021年3月2日









実家で漢方医をやっている父親の口癖…。

「何でもかんでも薬で治そうと思うな!」

僕が若い頃…まだ鍼灸師になる前の事…。例えば、TV番組で漢方薬の特集があり「こんな漢方薬が紹介されてたから飲んでみようかな…」などと、世間話ついでに口走ろうものなら、「症状が同じだからといって、その薬がお前に効くとは限らんぞ!…何でもかんでも薬で治そうと思うな!」…と、どやされる。

僕が鍼灸師になり、ある程度、東洋医学の知識を学んだ後、風邪を引いたかな?と思った時、父に「こうこう…こういう症状だから、○○湯を飲もうと思うんだけど…」と、おうかがいをたてると「それで良いと思うけど、明日の朝、また症状を教えろ!」と言った後に、また「何でもかんでも薬で治そうと思うなよ!」との訓示。

僕が鍼灸を生業にし始めて、色んな患者さんと関わり、問診やら世間話から、多くの患者さんが気軽に鎮痛剤やら色々な薬を手軽に飲んでいる現状を知る度に、この「何でもかんでも薬で治そうと思うな!」という言葉の重さがよく分かるようになりました。

薬は最終手段と心得るべきなんですよねぇ~。

必要な時に頼らなければいけないモノだからこそ、普段から薬を飲まなくても良い生活を心がける。食事だったり、早寝早起きだったり、運動だったり…。簡単な事なんだけど、これが基本なんですよねぇ~。基本から逸脱すると体調を崩すの当然と言えば当然の事。

昨日の『100分de名著』で、人間は自然の中の一部であるべきなのに、今は人間と自然が別物と捉える節があり、人間と自然の折り合いをどうするのか?という事が問題になっている…っていうような事を言われてましたが、根本的な考え方にズレが生じると全てに歪みが起こるモノなんですよねぇ~。

近頃は鬱の方も多く「鬱病には抗うつ剤…。」という感じで、鬱病と診断された僕の友人も毎日、抗うつ剤を飲んでるようですが、正直なところ、病気には程度というものがあり、重傷・軽症があるものの、鬱の状態を経験した事が無い人っていないと思うんですよねぇ~。例えば、初めて失恋した時など、御飯も食べたくないないし、人とも会いたくない…、これって軽い鬱症状なんですよね。でも時間が過ぎ、環境が変わったり、新しく好きな人が出来たり,何か別なモノに打ち込む事が出来れば、軽い鬱症状は治るはずです。これって誰でも経験している事なんだけれども、もしも、この軽い症状の時に抗うつ剤を与えられたら、体がおかしくなって、ややこしい事になると思うんです。

正直言って人の気持ちを薬で変化させるって恐ろしい事だと思うんですよね!

薬を敵視する必要はないんですが「つかず離れず」…これが薬との一番良い付き合い方だと思います。

老化とともに薬に頼らなければいけない時は必ずきます。何も若い内から薬に頼らなくてもいいと思うんですよ。やはり、食事だったり、早寝早起きだったり、運動だったり…生活の基本が全てに於いて重要なんだなぁ~って思いながら、出来るだけ薬を飲まない生活を心がけて歳を取っていきたいものですね。




・100分de名著を見た後に鍼灸について想いを巡らせてみた…。

2021年3月12日

最近のEテレ…攻めてますなぁ~♪

ひらたく言えば、ぶっちゃけ、民法のテレビ番組を見ても、どれも同じようなモノばかりで、なんとなく同じ事の繰り返し…。いくらテレビっ子の僕でも、なんだか見ていて飽きてくる。

そんななか、チャンネルをザッピングして、落ち着く先が…そう!NHKのEテレ。

以前から『先人たちの底力 知恵泉』や『SWITCHインタビュー 達人達』や『ねほりんぱほりん』は好きで見てましたが、時々、再放送でやっている『昔話法廷』や『植物に学ぶ生存戦略 話す人:山田孝之』などなど、…最近、放送しはじめた『私だけかも知れない講座』も面白い!番組のスタッフが楽しみながら作ってる感じが伝わってくると同時に、最近のEテレは攻めてるなぁ~って感じます。(^-^;)

そんな中、今、一番お気に入りの番組が『100分de名著』という番組。1月頃だったかなぁ~? 友人が「Eテレの100分de名著って番組があるんだけど、今月はマルクスの資本論って御題で、結構面白いよ!」って教えてもらって見始めたんですが、これがなかなか面白い!

先週は『柳田国男 祖先の話』という御題。

「宗教とかは関係なく、昔からの日本の考え方として、死者は墓にいるわけではなく、いつも身近に存在する…。墓は生者と死者の待ち合わせ場所であって、確実に死者に会える場所なんだけど、そこに死者がいるわけではない…」というような事が解説されてました。

そう言えば、数年前に「私のお墓の前で泣かないでください~♪」っていう歌が流行ってましたよねぇ~!

MCの伊集院光さんが「僕は死後の世界は無いと思ってるけど、お墓参りは必要だと思ってるんです…。お墓参りはセルフカウンセリングのツールとしてとても良いんですよ。自分では答えの出ない事を御先祖さんは、どう考えただろう?…というシュミレーションをするのに最適なツールだと思います。」って仰っていて、なるほどなぁ~って思ったんです。僕も正月・お盆と里帰りした際は、できる限りお墓参りはする方なので、なんとなく伊集院さん言ってる事は理解できます。

あと…

本の中で「見えないモノと確かさ…」について話されていて、僕らは目に見えるモノが確かだと思いがちだけれども、生者と死者のつながりがあるように、目に見えないからこそ確かだという世界もあるのではないだろうか?…という柳田国男の問いかけに対して、伊集院さんが…

「理論化して、そのモノを手なずけた事で、それ以上の作用が無くなるって事が起こると思うんです。…理屈で分析すると落ち着くけど、落ち着いちゃったが為に、それ以上、思考しなくなるので、そうなってしまうと弱さを感じる。見えないからって、それに頼りすぎる怖さも無くは無いんだけれども…、全てを分析したところでグッと弱くなるような気がするんです。」…確か、こんなような事を言われていたように記憶してます。(間違ってたらすみません。( ̄▽ ̄*))

この…「理屈で分析すると落ち着くけど、落ち着いちゃったが為に、それ以上、思考しなくなるので、そうなってしまうと弱さを感じる。」って言葉を聞いた時に鍼灸の事について想いを巡らせてみたんですよねぇ~。

僕は鍼灸に対してエビデンスを求めるのは間違いだと思っていますし、鍼刺激を数値化出来ない以上、同じ太さや長さの鍼を使おうとも、施術者が違えば、全く同じ刺激を与える事は出来ないので、100人鍼灸師がいれば100通りの鍼灸施術がある。エビデンスに関しても科学的根拠というものが無かった時代の療法に科学的根拠を求めること自体がナンセンスな事だと思ってるんですよね。

現代のお医者さんが一番、苦手としているのが、患者さんの訴えに対して、レントゲンやCTやMRIなど画像でも異常がなく、血液検査などでの数値的な異常もみられない…。でも患者さんは「ここが痛いんです!」「体の調子が悪くて…」ってと症状を訴えられる時だと思うんですよ!

多分、こんな時は「歳のせい…老化ですね!」とか「精神的になにか問題がありませんか?」とストレスが原因ではないか?と疑い始めると思うんですよね!

鍼灸はエビデンス(科学的根拠)を求められなかった時代の療法ですが、今の鍼灸師は解剖学とか生理学とか病理学とかの基本的な知識は持ってます。けれども最終的に経絡とかツボとか東洋医学といわれる思考で患者さんの症状と向き合います。これって、どことなく柳田国男さんの言う「生者と死者のつながり…」に似てるなって感じたんです。

誰も見た事のない経絡や、誰も見た事がないツボ…。臓器ではない五臓六腑の考えや、陰陽五行の理屈など、これって確実に柳田国男が言う「見えないモノ…」ですよね!「目に見えないからこそ確かだという世界…」これこそが鍼灸の醍醐味というか、鍼灸が担う部分だと思うんですよねぇ~。

お医者さん達が苦手としている部分…、ここが現代で鍼灸が活躍出来るフィールドのような気がするんですよぉ~。

近頃の鍼灸雑誌?や、鍼灸に関するSNSなどでは「鍼灸にもエビデンスを求めるべき…」とか、「共通カルテを!…」とか、理屈で分析する事を良しとする風潮が見られますが、そういう人達は「理屈で分析すると落ち着くけど全てを分析したところでグッと弱くなる…」って事も、頭の片隅に置いておくべきだと思うんですよねぇ~。まぁ~鍼灸を全て理屈で分析する事など不可能だと思いますけどね…(^-^;)




・薄っぺらい知識と経験値と生活改善

2021年4月7日


僕は鍼灸師で東洋医学な知識と、ある程度の現代医学の知識は、一般の人より持ち合わせているとは思うけれど、いざ…、自分や身内が東洋医学の範疇ではない病気になった時、医者に症状を訴えても「そういう事もあるみたいですね…」程度の言葉しか返ってこず、医者にも「あとは時間薬で…」という感じで…、ただ時が過ぎて回復する事を願うのみ…というような時などに直面すると、自分の無力さを感じるんです。

「皮相浅薄」…ってヤツですね。いくら偉そうに人前で講義しようが、臨床経験が長かろうが、本で仕入れた知識や、学会や勉強会や学校などで人から聞いた知識は、あくまで文字や話しだけで分かったような気分になり、一般人より知識を得て偉そうにしていても、いざという時には何も出来ない。…そう感じた時は本当に辛い。

僕自身は東洋医学で全てを網羅できるモノではないと思っているので、現代医学に分がある場合は現代医学の治療を薦めますし、東洋医学に分がある場合は東洋医学の治療を薦めます。

知識の薄っぺらさを感じるのは、明らかに現代医学に分がある症状の場合、お医者さんから「慣れてもらうしか…」「時間薬で…」「そういう事もあるみたいですが、コレと言った対処法はないんです…」という言葉しか返ってこず、行き先が分からなくなっている患者さんに出会った時、患者さんが東洋医学に救いを求めて来られた場合、「さぁ~!どうする!」という経験は臨床には付きものです。

何かしらか自分の知識や技術で対応できるような事柄なら、知識の薄っぺらさを感じる事も無いんでしょうが、限界を感じた時…為す術が見つからない時に、自分の知識の薄っぺらさを感じます。

何か出来る事はないか?

人を治療する仕事に就いている人なら、誰でも一度は通る道なんでしょうが、こういう時、立ち返る場所というか、何か出来る事はないか?と模索した結果「出来る事からやってみよう!」…というスタンスに思考が切り替わります。

で…何が出来るのか?…ですが、「出来る事」…これって、睡眠、休息、食事の改善…、所謂、生活改善・体質改善なんですよね!

筋肉が凝って首が痛い!背中が痛い!肩が痛い!腰が痛い!などでしたら、鍼灸や手当で楽にすることは出来ますが、体全体の大改革が必要な場合は生活改善・体質改善!…これに限ります。

しかし、この生活改善や体質改善は、専門家がアドバイスをしてくれたからとて、行動に移すのは患者さん自身ですし、全て患者さんに任せる状態なので、なかなか継続しないのが世の常です。

しかも、生活改善をしたからとて、100%治る補償はありません。患者さん自身は頑張って体質改善しないといけないと言うのは分かっているのだけども、1人では辛い道のりなので誰か伴走者がいて欲しいと思うんですよね…。でも…お医者さんも「やれる事は全てしました…。あとはあなたの身体次第…」という状態ならば、運に身を任せるついでに、やはり改善出来る事は改善した方がいいはずです。

医学は日進月歩で進歩していますが、限界は影のように、いつもつきまとってきます。

僕ら鍼灸師は患者さんの生活改善を手助けできるように、その都度、身体からの疲れの訴えであるコリを取り、出来るだけ身体をフラットな状態に戻す事で、生活改善を促進させる事と、患者さんのリアルな痛みや不調の訴えを聞き、自分の知識と摺り合わせ限界を1mmでも0.5mmでも超えられるようにするのが、僕らの仕事なんですよね。

知識はお医者さんの方が豊富だけども、お医者さんは実際、患者さんの痛みや辛さを体験しているわけではなく、患者さんの方がリアルに身体の不調や痛みを経験し、病気の知識もネット上で、ある程度の事は得られているので、患者さんの方が、どちらかというと、その病気に関してプロフェッショナルな側面が強かったりします。

以前、読んだ本で宗教と哲学の違いを分かりやすく解説してくれていた本があるのですが、哲学は考えて答えを導き出す必要があるので、考える事が面倒くさい人達にとっては、取っつきにくいモノなんだけれども、何故、宗教が哲学よりも浸透しているのかというと、宗教は信じるだけで全てOKだから…考えなくても信じれば成立するのが宗教で、考えなければいけないのが哲学。…なんか、そんなような事が書いてあったように記憶しています。

信じる事も大切なんだけども、医学や病気に関しては、割合的に信じる事より、考える事の方がパーセンテージ的に大きくないと駄目だと思うんです。

無宗教に近い僕が言うのもなんなんですが、神様や仏様は見守って導いてはくれるけど、助けてはくれません。まぁ~日本人的な思考での、神様・仏様と僕らとの関係は、親と子供の関係と同じだと思います。おおよそ、親は子供の成長をも守り導くものですが、子供が行動を起こさなければ、自立心も人間性も構築できないと思うんです。

病気や体調不良で迷った時は、宗教に頼るより、考える事が重要で、結果はどうあれ、まずは出来る事から始めて生活改善・体質改善をすべきだと思うんですよね。




・湯船に浸かる事と空腹のススメ ~免疫力アップの話~

2021年5月8日

今回は『免疫』の話しです。

まずはマメ知識…一口メモとして、免疫細胞の60%~70%が腸に集中しています。

…という事は、免疫力を高めて、風邪を引かない身体にしたければ、腸の状態を良くしてやらないと駄目だという事です。裏を返せば、腸に集中している免疫細胞が体全身の恒常性を維持しているわけなので、お腹の状態が健康を左右すると言っても過言ではないわけです。

※ 恒常性とは(身体の内部環境(体温とか血液の成分など…etc)を一定に保ってバランスをとる事。

今、流行している新型コロナウイルスや、インフルエンザウイルスによる酷い風邪症状は、目には見えないウイルスが身体の中に入ってきて、病気を引き起こすというイメージを思い浮かべますが、風呂上がりに湯冷めしたり、寒い中、薄着で出歩き風邪を引いてしまったというような時「はて?なぜ風邪をひいたのだろうか?」と疑問に思った事はありませんか?

外気が冷たかったり、冷房の中にずっといたりすると、身体の血流が悪くなり、肩や首などの筋肉が凝ったりしますが、内臓も冷えるんですよね。冷たいモノを食べすぎてお腹が痛くなるのと同じ現象です。

血流が悪くなり内臓が冷えると、当然ながら腸も冷えます。

腸内の温度は36℃~37℃なんですが、体温が1℃下がると基礎代謝や免疫力が低下して、風邪や体調不良や病気を引き起こす原因になります。

先ほども書いたとおり、体温が下がると血流が悪くなり、免疫力が低下して免疫細胞が体内でウイルスや細菌などの異物を発見しても、免疫細胞である白血球やリンパ球が働きにくい環境が出来上がる為に発病しちゃうんですよね!

①【湯船に浸かる事のススメ】

ここで、また一口メモ…ですが、体温が1℃上がると免疫力は一時的に5~6倍アップするんです。

これから暖かくなり、夏になれば、入浴はシャワーで済ます。という人も多いのではないでしょうか?

40℃~41℃のお湯に10~15分浸かると体温は1℃上昇します。…と言うことは、毎日、40℃~41℃のお湯に10~15分浸かるだけで、一時的に免疫力が5~6倍アップするという事です。

因みに40℃~41℃の、ぬるめのお湯は副交感神経を優位にして、42℃以上の熱めのお湯は交感神経を優位にします。ですから、贅沢を言うならば、夜は仕事で疲れた身体を40℃~41℃の、ぬるめのお湯で副交感神経を優位にして、リラックスしつつ、免疫力を一時的にアップし、朝は42℃以上の熱めのお湯で、再び免疫力を一時的にアップしつつ、交感神経を優位にして戦闘モードで仕事に挑む!…これが理想的ですね!(※あくまでも理想です…(^-^;))



②【空腹のススメ】

空腹になると血液中の栄養分が少なくなります。人間が「腹が減ったなぁ~」という時は、免疫細胞である白血球も空腹状態なんですよね!空腹状態の時に細菌やウイルスが侵入すると、白血球は「美味しそうなモノ見っけ!♪」と、細菌やウイルスへの白血球の食いつきが良くなるので風邪を引きづらくなるし、病気にもなりづらくなります。

満腹状態が続くと白血球も腹一杯の満腹状態で、休憩モードに入ってしまうため、白血球の働きが2分の1まで低下してしまうんですよねぇ~。

そうなると、もうお分かりの通り、風邪を引きやすくなったり、病気になりやすい身体が出来上がります。

なので、健康体を維持したければ、毎日、湯船に10~15分浸かって、食事は腹5~6分目。…がポイントでしょう!

コロナ禍でワクチン接種に希望を託している昨今ではありますが、専門家によれば、ワクチンを接種したからと言って、ワクチンの効果がどれだけ持続するのか?…や、変異株に対しての効果への疑問はぬぐいきれず、ワクチン接種後も、三密を避ける生活パターンを推奨される現状を考えると、やはり最終的に頼りに出来るのは身体に備わった免疫システムだと思うんですよね!

40℃~41℃のお湯に10~15分浸かって、毎日、一時的にでも免疫力を5~6倍アップさせ、空腹な状態を作り、ウイルスや細菌などの異物を白血球などの免疫細胞による入れ食い状態にする事で、身体をガードする必要性を感じます。





・続…先輩面して、教えたがりオジサンからの一言(苦笑)

2021年6月16日

先日、鍼灸学校の学生さんであり、時々患者さんとして治療を受けに来てくれる○○さんの治療しながら、○○さんから色々と話しを聞いていて感じたんですが、「あぁ~僕にもこういう時があったなぁ~」って思い出したんですよねぇ~。

鍼灸を志す理由は人それぞれで、千差万別ではあるのですが、鍼灸学校に入り、まず鍼灸にも色々な治療法があることに驚きます。

最初、学校に入学する頃は「鍼灸ってツボと言われているポイントに鍼やお灸をして病気を治すんでしょ!?」というイメージを持って入学すると思うんですが、鍼も細い鍼もあれば太い鍼もあり、短い鍼もあれば長い鍼もある。

お灸の方法も色々あり、米粒の半分くらいに捻った艾を直接、皮膚の上にのせて艾に火を付けるような、皆がイメージしてる一般的なお灸もあれば、10円まんじゅう?くらいの大きな艾を皮膚の上にのせ火を付けるんだけれど、火が皮膚に到達する手前で艾を取り去るような方法もあれば、そのまま焼き切り火傷を作る事で免疫力を高めるというような…、現代人からすれば「マジか!?」と思うような方法を伝承している流派もあったり、炭と言われる灰のようなモノの上に艾を置いて火をつけたり、ニンニクをスライスした上にお灸を置いたり…。手頃な方法としては、せんねん灸のような、市販されているものを使うのも有りだったりと、きら星の如く方法はあるわけで、鍼灸学校の1年生や2年生の頃は、物珍しさも手伝って「へぇ~!」とか「ほぉ~!?」とか思いながら、まだ見ぬ未知な方法が数多あり、自分はこの技術を使い将来、立派な鍼灸師になって病気を治すんだ!…的な感じで志高く、学んでいるのが2年生までかな…。

3年生になると学校の勉強も1年後の国家試験対策の模擬試験が中心になると同時に、めでたく1年後に国家試験に合格して、無事に鍼灸師になれたとしても、本当に鍼灸師としてやっていけるのだろうか?…という不安を抱えながらの1年間だったように思います。

なので「本当に将来、鍼灸師としてやっていけるのだろうか?」という疑問を早めに抱いた学生さんは2年生くらいから、勉強会と言われる鍼灸の流派の集まりに学生として参加したりして、鍼灸師の先輩方と交流を深めたり、学校では教わらない鍼灸のアレやコレやを教わり、同級生より自分は少し抜きに出ているのかもしれないという満足感を得たりしながら、学生生活を過ごしていたりする人もいるはずです。…僕はこのタイプでした (^-^;)  関東や関西では色々な勉強会が毎週のように開かれていて、当時、色々な勉強会に顔を出したくても、九州からは交通費もかかりますし、関東や関西の鍼灸学校に通っている人達が羨ましかったですねぇ~。

でも、今にして思えば、勉強会もピンからキリなんですよね!学生が情報過多になり過ぎていても、ただ迷うだけだと思います。人って吸収して理解できる情報の容量って決まってますから、田舎なら田舎なりの情報収集の仕方もあると思うんです。教わるだけが勉強じゃ無い。…考える事も勉強の一つだという事です。

ある勉強会は、鍼を刺してもパタパタパタと倒れるような、表層にしかアプローチしない流派だったり…、(こういう勉強会の先生方は深く鍼を刺す事を嫌います。)中国鍼の勉強会では鍼管を使わずに刺入して響きを得る練習をします。(…個人的には鍼管を使わず刺入できる技術は素晴らしいとは思うんですが、鍼管という道具があるのなら使わない手はないな…、と思うのですが…。)僕が時々使う刺絡療法の勉強会も、手順や技術を深め慣れる事が必要だし、刺絡をする鍼灸師は刺絡の歴史も知るべきだと思うんですが、年4回くらいのカリキュラムで終わっちゃうんですよねぇ~。年間通して受講生に教えて技術を高めればいいのに…って思うんだけどなぁ~。 そう言えば、鍼灸業界には刺絡を「瀉法だ!」と嫌う鍼灸師もいますが、そういう人達は、瘀血という概念は持ってらっしゃらないんでしょうかね?

…ちょっと愚痴っぽくなってきたから話題を変えますね…(^~^;)

先日、読んだ本で哲学と宗教を分かりやすく解説してくれた本があったんですが、その中に書いてあった事で「万物の根源は何か?」という事に対して、ヨーロッパの名前だけ聞いたことがあるような、紀元前の著名な哲学者達が、「万物の根源は火である!」とか「水である!」とか「数字だ!」とか…、昔の超頭の良い哲学者達が色々な事を言ってるんですよね。そんでもって同じ頃、東方の中国では「万物の根源は陰陽だ!」とか「五行だ!」とか…、これまた超有名な人達が色んな事を言って、哲学や宗教が出来上がっているんですよねぇ~。

僕みたいな凡人が言う事ではないんですが、コレって、コレが正解!…ではなく、どれも正解だと思うんです。万物の根源は火であり、水であり、数字であり、陰陽であり、五行である。

この本を読みながら、これって鍼灸世界と、似てるなぁ~って思ったんですよねぇ~。鍼灸も色々な手法があり、そのつど著名な先生が「鍼灸とは○○である!」…とまでは言いませんが、自分達の流派が本流だ!と仰います。多分、どれも正解なんでしょう。

でも、迷える鍼灸の学生さんからすれば「接触鍼と太い20番や30番の鍼は真逆のモノだし、刺激量も違う。どっちが正解なのか教えて欲しい!」…と、疑問は膨らみ国家試験の模試どころじゃないよ!…という人もいるかも知れません。

これから先は、僕の個人的な意見なんですが、以前、読んだ本で『教誨師』という本があるんですけど、その中で教誨師と死刑囚の会話で、死刑囚が「自分は、今、裁かれいている殺人事件以外に、数人、殺しました。」と告白し、「自分は刑務所から出ると必ず人を殺したくなるので、このまま死刑になった方がいい」…というような会話が詳しく書かれていたんですよ。

これを読んだ時に思ったんですが、時々ニュースで「えっ!?」と思うような事件や、「人を殺してみたかった…」という理由で起こる殺人事件が報道されて、そんなニュースを見るたびに、「何でそんな事をするのか?」って思ってたんだけど、ホントに極希だけども、こういう人っているんだなって思ったんです。自分基準の常識として考えると、あり得ない事なんだけれども、自分の基準と合わない人っているという事を認識しているか?していないか?なんだなって思ったんです。

ここで鍼灸に話題を戻しますが、接触鍼で治る人もいれば、治らない人もいるし、刺入する鍼じゃないと治らない人もいるわけです。先日、TV番組の『ホンマでっかTV』で、催眠術にかかりやすい脳と、かかりにくい脳があるって話しをしてましたが、患者さんも色々なタイプの人がいるので、術者(鍼灸師)が行う治療方法を限定しない方がいいと思うんですね!

鍼灸学校の3年生であれば、まずは国家試験に受かる事が第一目標でしょうし、正直言って、学校で教わった技術だけでは鍼灸師として食べてはいけません。鍼灸師になったうえで、その都度、壁にぶち当たりながら、今の自分に必要な技術を習得して、技術を深めていけばいいと思います。

…コレが、教えたがりオジサンからの一言ですね♪ (苦笑)




・鍼灸の学び方…。理解するのではなく、理解しようとする姿勢で学ぶ

2021年6月24日

里帰りをすると、事あるごとに漢方医の父から「通り一辺倒な治療ばかりしていたら、必ず壁にぶつかるぞ!古典を勉強しろ!」と、よく言われます。(最近はコロナ禍で里帰りはできてませんが…)


鍼灸師になって18年目ですが、とりあえず…と言いますか、父の言いつけを守り、日頃から鍼灸の古典を少しずつ学んでいるつもりではありますが、この5~6年、なんとなく…学会というモノから足が遠のき、集まりに顔を出す事もせず、そのままコロナ禍に突入したもので、この1~2年は人が集まるような学会は無いだろうなぁ~と思って今に至ってます。

僕の持論としては勉強は教わるだけが勉強じゃない。考える事も勉強だと思っているので、日頃から鍼灸の古典の専門書ばかりではなく、鍼灸関係に固執せずに、色々なジャンルの本を読みながらも、何か治療に役立つモノはないか?…この考え方って古典の、あの考え方と似てるな…。などと関連付けながら勉強してます。

でも一人で勉強していると「これでいいのかな?」と思う事が度々あるので、やはり学会で人とのコミュニケーションをとりながら勉強した方がいいのかな?…と思ったりもします。

話しは少し変わって…

去年からPodcastで『歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO』という番組を、よく聞いているんです。まぁ~僕が歴史好きというのもあるんですが、このCOTEN RADIOってメッチャ面白いんですよぉ~!僕も本を読むのは好きですが、このCOTEN RADIOの深井さん、ヤンヤンさん、樋口さんはホントに多くの本を読み、歴史の人物像だったり、時代背景だったり、経済の事だったりを端的に分かりやすく解説してくれるんですよねぇ~。

高校生の頃に、こんな授業を受けてみたかったなぁ~。…(苦笑)

COTEN RADIOは過去の放送も聴けるので、全部、聴いていたつもりでいたんですが、ど~も聴きぞびれていた回があったみたいなんです。youtubeでもCOTEN RADIOが聴けるのですが、youtubeのオススメに、COTEN RADIOが出ていて、クリックしてみたら、聞き逃していた番外編だったんです。

これがねぇ~、いい話だったっんですよねぇ~。
この番外編を聴いて「あぁ~鍼灸の古典を学ぶ姿勢ってコレなんだなぁ~」って思ったんですよぉ~。

この番外編は、深井さんの暗黒時代を吐露する?番外編だったんですが、「人を知るには時間をかけなければいけない…」とか、「反復練習は筋肉強化のようなもの…」「人を機能(道具)としてみるとチームは崩壊する。」「チームを組むと出来る人と出来ない人に分かれるが、感情・情熱がチームをつなぐ…」などなど、深井さんが色々なベンチャー企業を立ち上げる時に、得た心得のような話しも面白かったんですが、これだけ歴史の本を数多く読み、歴史を学んでいる深井さんが「人を理解する事は人間には出来ない…」って言った一言が、目からウロコでしたねぇ~。

歴史上の人物を勉強すればするほど分からない…。人が人の事を理解できないのは当たり前で、大事なのは理解しようとしている精神のあり方が一番大事で、そこが人の感情に影響を与える。

この話を聞いていて、鍼灸の古典を勉強する上で必要なのはコレだって思ったんです。

例えば…「A君がB君の事を理解しているか理解していないかなど、B君にとっては、どうでもいい話で、B君にとってはA君がB君の事を理解しようとしている事が大事…」

…よく考えると、これって、鍼灸の古典を勉強だけじゃなく、それ以前の…人との付き合いに一番必要な事ですよねぇ~。

長年、生きてると「この人嫌い…」「これ…嫌い」「このやり方…嫌い」…と人生経験というフィルターがかかりがちだけど、理解しようとする姿勢は、このフィルターをかけない事なので、ある意味、とても難しく忍耐力が必要だとも言われてました。

…でも、分かろうと姿勢で挑んでも、どうせ理解できないけど、この姿勢が大事。

鍼灸の古典を勉強する時には、理解するのではなく、理解しようとする姿勢で学ぶ…コレが必要な事だなと思ったんです。

ヤンヤンさんも良い事を言ってたなぁ~

人はすぐに分かろうとして判断してしまうけど、判断しない事の苦しさに堪え忍ぶ忍耐力が必要…

う~ん…耳が痛いゎ…(^-^;)

鍼灸の古典って、陰陽だったり五行だったりと、取っつきにくい理屈や、「ホントかいな?」と思うような事が書いてある本を読んで勉強をしなくちゃいけなくて、鍼灸師になろうとしている学生さんにとっても、難しい分野に思えるかも知れませんが、理解するのではなく、理解しようとする姿勢で学ぶ…。どうせ分からないんだけども、これを反復する事で、何かが生まれる…。何か自分なりの理屈や方法が出来上がるんでしょうねぇ~。


・脳腸相関と鍼灸
2022年4月30日

腸は脳からの指令がなくても活動できる臓器なんだそうな…。

脳腸相関は脳と腸が影響し合っているという事で、ストレスでお腹が痛くなったり、腸の調子が悪くなったりすると不安感が増したりします。

これは、腸の状態が脳へ影響し、脳の状態が腸へ影響するって事なんですよねぇ~。

ストレス…

ストレスで身体の調子が悪くなるのは、危険から身を守るための自然防御反応で、長期間、ストレスにさらされると、寝れない…、頭痛がする…、お腹が痛い…、などの症状が長期的に表れ、その延長線上に鬱病や過敏性腸症候群など、厄介な病状に移行する人もいれば、その一歩手前を行き来している人も大勢います。

腸って単なる消化器官というイメージを持っている人が多いと思いますが、腸には免疫細胞の70%が存在しているらしく、人体最大の免疫器官なんですねぇ~。

理由は、腸が一番、口から入ってくる細菌やウイルスに接する事が多いので、そういうリスクに対応する為なんですって!

脳…

脳って全てを支配しているイメージですが、腸には腸管神経系という独自の神経ネットワークがあり、腸の情報を脳へ伝達しています。この時、伝達に腸内細菌が大きく関与しているらしいんですよね!

お腹を整える…。

昔の医学の本を読んでいると「お腹を整える」という事に重きを置いていることがうかがえます。僕が鍼灸師になりたての頃、勉強会や学会などでも年配の先生方が「どんな症状でも、必ずお腹を整える事…」って仰ってました。

江戸時代や、それ以前の人達に『脳腸相関』という思考があったか?どうかは、定かではないけど …(多分、無かったでしょうねぇ~)特に日本では腹診が発達していた事や、当時の医学書に「お腹を整える事が重要だ!!」と書かれていた事を考慮すると、当時の人は臨床経験や肌感覚で、『お腹を整える事の重要性』を感じていたんでしょうねぇ~。

鍼灸の治療原則というか…困った時の思考として、『上のモノは下で治す(その逆もあり)』『背中の症状はお腹で治す(その逆もあり)』…表裏、陰陽的な考え方で、ツボを探り症状を治していきます。

脳腸相関を陰陽や表裏で…

脳腸相関を陰陽や表裏、…上のモノは下で治す。…背中の症状はお腹で治す。という考えに当てはめると、鬱病は脳や気持ちの病気として捉え、脳にアプローチする薬が出されると思いますが、腸を整える必要性が、今の鬱病治療に欠けているように思えます。

過敏性腸症候群も腸の病気と捉え、腸へのアプローチに重きを置きますが、ストレスを取り除く事は、二の次になっているんじゃないかな?って思うんですよねぇ~。

自律神経系の調整って鍼灸の得意技なんですよね!

脳腸相関で、脳と腸の伝達は迷走神経を介して行われているんですよね…。

迷走神経って大まかに言えば副交感神経ですから、脳腸相関を整える為には、いわゆる自律神経の調整が必須となります。

自律神経系の調整って鍼灸の得意技なんですよね!

余談ですが

コロナの後遺症で起こる、嗅覚・味覚の障害は、どちらも脳神経の末梢障害と考えられると思うんです。

多分、現代医学だとビタミンB12で、障害を受けた末梢神経の改善を待つ。…という感じだと思うんですが、そこに脳腸相関の考え方を取り入れ、腸を整える事で脳の不具合を治す。…というアプローチが、今後、コロナの後遺症で、臭覚・味覚異常になった人達に必要な治療になるのではないか?…と思うんですよね!











《鍼灸師が分かりやすく解説します》

【 鍼灸師が分かりやすく解説します シリーズ 】

※ 首の痛みや頭痛を鍼灸師が分かりやすく解説します

※ 肩こりや腕の痛みを鍼灸師が分かりやすく解説します

※ 腰痛・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症を鍼灸師が分かりやすく解説します

※ 四十肩・五十肩を鍼灸師が分かりやすく解説します

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※ 風邪に対する鍼灸を鍼灸師が分かりやすく解説します

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※ 耳鳴りを鍼灸師が分かりやすく解説します

※ めまいとメニエルを鍼灸師が分かりやすく解説します

※  刺絡療法を鍼灸師が分かりやすく解説します



院長

福田 徹  1965年生まれ 
2003年 国家資格 鍼師灸師免許取得


             



多くの方が鍼灸の施術を望まれる場合、肩が痛い…背中が痛い…腰が…首が…という症状を訴えて来院されます。

鍼灸では手・足・背中・お腹・頭など、身体のあらゆるツボを使って症状を改善していきます。

初めて鍼灸療法を受けられる方は「肩が痛いのに何で足に鍼をしているんだろう?」と不思議に思われるかもしれません。

これは、肩こりや腰痛に効くツボ(特効穴)が、足や手にある場合もありますが、伝統的な鍼灸療法の場合「なぜ肩や腰が痛くなったのか?」「なぜ頭や首が痛くなったのか?」という
根本的な原因を探り、その原因を改善する為に、体全体のツボを使って施術してきます。

初めて来院される方へ

はりきゅうふくた では、予約優先で施術しておりますので、来院される前には必ず電話で予約を入れてください。

施術中の場合、電話を取りづらい事がありますので
6~7回コールしてみて下さい。

☎ 092-407-7746
福岡市早良区野芥6丁目1-4


営業時間
午前の部 8:30~13:00
午後の部 15:00~19:00
(休診:日曜日・月曜日・祝日)


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