ある時、ふと…「究極の医学って何かな?」という疑問が頭の中に浮かんできたんです。
そう言えば…、僕は子供の頃から、学校の授業中に、授業とは全く関係ない事が気になり、気になった事に関して色々な妄想をしたり、考えてみたりして授業中を過ごしていたので、確実にテストの点数は悪かったし、通信簿の評価が良かった事など一度もなかったと思います…(^_^;)
なので、何かについて疑問に感じたり、あの事について調べてみようかな…と、ふと思う事は、子供の頃から日常茶飯事だったわけで…
裏を返せば…子供のころから、今も昔も、なんら変わらない思考回路なのかもしれませんねぇ~…(^_^;)
話が脱線しましたが、「究極の医学って何だろう?」という疑問についてですけど…
近頃はスマホやPCで「…とは」と検索すればAI君が、ある程度の答えを出してくれるから、それを参考の一つとして考察してみるんですが、そもそも「医学って何?」って質問が出たらどう答えるかな?と思い、「…とわ検索」してみたところ、AI君によれば…
『医学とは、人体や病気の仕組みを科学的に研究し、病気の予防・診断・治療・回復を通じて、人々の健康維持と生活の質(QOL)向上を目指す学問…』
…なんだそうな。まぁ~…さもありなん。っていう、優等生的な感じの答えですね!…間違った事は何一つないって感じの答えだと思います。
じゃぁ~「究極の医学とは…」で検索したら、AI君は何いて答えるのかな?って思って検索してみたところ…
『「究極の医学」は一つの定義はなく、人間全体を看るホリスティック医学、生命の科学としてのアーユルヴェーダ、断食やヨガを取り入れた自然療法、チベット医学、宇宙医学など、多様なアプローチを指し、真の健康は心身の調和、予防、生活習慣全体から目指す考え方が主流です。特に現代医学が部分に偏りがちな反省から、全体性や精神性、根源的な生命力を重視する方向性が「究極」として注目されています。』
…という答えだったんです。
なんか、医学の前に究極という文字が入るだけで、「医学とは」という問いの答えとは、明らかに毛色が違う答えをAI君は導き出しているように思えるんですよね!
これを見ると、究極の医学は、今、現在、現代医学が代替医療という、現代医学と差別化をはかるために区分けしている分野のモノが、究極の医学だという事になるわけで…、
いわゆる、「エビデンスが無い…」「非科学的だ!」と、批判されがちな医学が究極な医学だという事なんですよね!
ここで、わざわざ調べなくても、皆さんは御存知だと思いますけど、『究極』を辞書で調べてみると『物事を押し詰めて行って、最後に達する所。とどのつまり。』と辞書には書いてありました。
いわゆる…最後にたどり着くモノ…。そう考えると、代替医療と呼ばれて、蔑まされがちな医療は究極なもので、コレ以上のものは、今のところ無いという事になりますよね…。
まぁ~…将来、どんな病気でも治る薬や、不老不死の薬が発明されたら、この図式は変わるかもしれませんが…(^_^;)
僕ら鍼灸師も、現代医学の人達からは代替医療という枠組みに入れられて、肩身の狭い思いをしてますが…(^_^;) 究極の医学の枠に入ってると思うと、悪い気はしないですねぇ~…(-。-)y-゜゜゜
あっ!…代替医療って何?って思ってる人がいるかも知れないので、またまた…AI君に解説してもらう事にしましょう。
AI君によると…
『代替医療とは、現代西洋医学(通常の医療)の「代わり」に用いられる、科学的に確立されていない、あるいは保険適用外の医学・健康法全般を指し、漢方、鍼灸、アロマテラピー、食事療法、ヨガ、免疫療法など多岐にわたり、QOL向上や西洋医学で対応しきれない部分を補完する目的で、近年注目されていますが、自己判断せず医師への相談が重要です。』
…という答えでした。
結局、今の現代医学のサポートという位置づけで、階級でいうと現代医学の下。サッカーでいうところの、現代医学が J1なら代替医療はJ2・J3…。いわゆるヒエラルキー構造を明確にさせる為にある言葉が『代替医療』という言葉に込められていると思うんですよねぇ~。
話は、少し変わって…
僕が思う『究極の医学』について書いてみようと思います。
一般的に医学って、お医者さんが診察して薬を処方したり、手術で悪くなった病巣を取り除いたりするのが医学だという認識だと思うんですよねぇ~。
じゃぁ~『究極の医学』って何かな?と考えた時に、薬を処方して病気を治したり、手術で病巣を取り除いて病気を治す事ではなく、いかに病気にならないように過ごせるようにする事が、究極の医学だと思うんですよね!
そう考えると、頭の中にある人物の名前が浮かぶんです。
2019年にアフガニスタンで亡くなられた中村 哲さん。
彼がやろうとしていた事って究極の医学だと思うんですよ…。この土地の人達が、いかに病気にならずに、健やかに過ごせるようにする為には、水の確保が必要だという事で、井戸を掘ったり、水路を作ったりされたわけでしょ!
これって、みんなが健康でいるため…、病気にならないための行為であり、究極の医療だと思うんですよ。
それを踏まえて…
じゃあ、僕らの生活で究極の医療を取り入れるには、どうすればいいのか?…と考えると、今の日本で水路や井戸を掘る必要はないし「水路を作れ!井戸を掘れ!」と言われても出来ませんよね…。
結局のところ、究極の医療って、とどのつまりが、水や食べ物、睡眠や運動に直結していると思うんです。今の日本の生活は便利な方を選び、手間がかかると億劫になり、楽して何かを行おうとする傾向にあるので、食事や睡眠や運動に関しても楽な方…楽な方…を選びがちになり、究極の医療からは縁遠い生活になり、病気が増えている。
これが、今の日本の現状だと思うんですよねぇ~。
もっと、僕らは、食べ物のチョイスや、生活パターンの改善…などなど、今以上に自分の体の事を考えて行動する事が、究極の医学の一役を担う事につながると思うんです。