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歩数…♪

ふと…目にした記事に目が止まったんですよ…。
2年前くらいの記事なんですが『75歳を待たずに死亡、なぜ増えているのか 無事通過するには…生活を若い頃と大きく変える〝65歳以前の努力〟が必要』というタイトルの記事。
この記事を書いてる人は、医師でありジャーナリストという肩書を持つ人らしいんですけどね…。
この記事を読んでみると、TVでよく見ていたタレントさんや歌手…いわゆる芸能人の訃報は大きく扱われるので、有名人ほど早死にするように見えるけど、75歳前後は『団塊の世代』といわれる人達で、厚生労働省の発表によれば、男女共に平均寿命を待たずに多くの人が亡くなっているんだそうな…。
でもって…
日本の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳。健康寿命は男性が72歳で、女性は75歳らしんですよね。
で…
男性は75歳までに、約4分の1が亡くなって、平均寿命の81歳までには、半数が亡くなるそうなんです。
女性は約3分の1が85歳までに亡くなって、平均寿命の87歳までに半数が亡くなっているんですって!
近頃は、人生100歳時代だと、声高に叫ばれて100歳以上の人は、去年の段階で、9万人強…もうちょっとで10万人くらい、いらっしゃるらしんです。
でも…100歳時代と言いながらも、平均寿命で半分の人が亡くなるという現実は変わらないんでしょうねぇ~。
数か月前に見たNHKのTV番組で『遺伝子の解析で哺乳類の寿命が分かる』…というのをやっていて、学者さん曰く、「自然界の中で生きる動物としての人間の寿命は38歳」…って言ってたんですよねぇ~。
たしかに、以前…読んだ本に、縄文人とか弥生人の寿命は38歳って書いてあったように記憶してますし、戦国時代の頃、織田信長が「人間…五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり…」って言ってのは有名な話ですが、科学的な根拠は無いけど、当時、戦国時代の人って、50歳まで生きれれば御の字…的な考え方だったんでしょうねぇ~。
たしか…、そのNHKのTV番組では1900年の世界的な平均寿命は48歳で、ここ100年で急激に寿命が延びたというような事を言ってましたねぇ~。
多分、医療の発達や、居住空間の改善や、高カロリー・高タンパクな栄養価の高い食べ物を食べるようになった結果、寿命が延びたって事だと思うんですが、寿命が延びたおかげで、老化や認知症や心疾患、…栄養価が高い食べ物を食べる事での弊害…、肥満や成人病などの病気と対峙しなければいけなくなっているって事でしょう。
…で、
男性は75歳で4分の1…、女性は85歳で3分の1が亡くなる…。
このハードルをクリアする為には、どうすればいいか?…って事ですが…。
この記事にも書いてありましたけど、75歳の壁を無事に通過できる方法としては、75歳になる10年前…、もしくは、それ以前から運動や食生活や睡眠などの生活改善がキーポイントになるという事が書かれてました。
結局、歳を取ってくると柔軟な考え方が出来なくなり、「生き方を変えたくない…」とか「若い頃は…」…と、過去の栄光…とまではいかにまでも、若い頃に戻ろうとする傾向にあると思うんですが、一番重要なのは生活環境をや生活パターンを変える事が重要だと思うんですよねぇ~。
まぁ~…鍼灸師の僕が言っても、右から左へ聞き流す人は多いけど、大学の教授とか、お医者さんが言うと、聴く耳をもってくれたりするんですよねぇ~…(^_^;)
そこで…、発言力に乏しい鍼灸師の提案ですが、万歩計を買ってみましょう!
歩く事って、とても理にかなった治療法だと思うんですよねぇ~。
検索で… AI によれば、健康維持のための1日の歩数目安は、全世代で8000歩なんですって!
65歳以上は6000〜7000歩で生活習慣病や転倒予防が期待できるそうなんです。
で…
最新研究によると、1日に4000歩以上歩くと、全死因による早期死亡リスクが低下し始めるんですって!
心筋梗塞や脳卒中などで死亡するリスクは、1日わずか2337歩以上で減少し始めるんだそうな…。
あとね…
1日7000歩以上歩く人は、2000歩しか歩かない人に比べて全死亡リスクが約47%低下するというデータもあると書いてありました。
まぁ~確率の問題だから、歩いたとて…、病気になる人は病気になるし、ならない人は、ならない…。
けど…俯瞰的に見て、体を動かしている人の方が健康的ですよねぇ~。
実はね…、私事ですが…、去年の年末に万歩計を買って、日常を過ごしているんですけど、外出せずに家の中をウロチョロして1日を過ごすと、約2300歩なんですよねぇ~。
でもって…、ウチの治療院から約1Km先の七隈線の野芥駅の往復で約3000歩。
なので、1日治療院で仕事をして、野芥駅まで散歩をすれば、1日、約5300歩は歩けるって事なんです。まぁ~1日、これくらい歩いておけば、最低限の歩数は確保できるって事ですね。
あと…
休日に天神へ行く事がある時は、天神をウロチョロして、天神から博多駅まで歩いたりするもので、そんな時は、1日、約15000歩になったりします。
歩く事って健康への近道なので、ウチに鍼灸治療を受けに来てくれる患者さんには、歩く事や、低山に登る事を勧めてるんだけど、歩く事を嫌がる人が多いんですよねぇ~。
まぁ~…基本的に…大雑把に考えると、全ての体調不良は血行不良が原因と言っても過言では無いと思うので、歩く事って凄く重要な治療法でもあるんですよ!…歩く事で、全身の血行が良くなりますし、筋力もつく。
ただ、背筋を曲げたり、膝や腰に負担がかかる歩き方で、一生懸命歩いても、負担が大きくなり、痛い箇所が増えるだけになってしまうので、姿勢に気を付けながら歩く事が重要なポイントですけどね…。
歩く事が出来る人は、出来るだけ歩いた方が良いです。
歩けない人に対する鍼灸治療は…
………。(-。-)y-゜゜゜
今、頭に思いつく治療法としては、大腿四頭筋にパルスの鍼をして、筋収縮を起こさせて、運動した状態にする…。…そのくらいしか思い浮かばないなぁ~…。
鍼灸師の僕が言うのもなんですが…
ツボに鍼をしたり、お灸をしたりするより、歩く事で体を動かす方が、確実に全身の血行を良くできますし、健康維持には向いていると思うんですよねぇ~。
ただ…
人の体って言うのは、疲れると血行が悪くなりますし、無理をすれば関節の可動域が狭くなり、首や肩や、背中や腰や膝が痛くなるものです。…そんな時には、迷わず鍼灸治療で体をフラットな状態に戻す事をお勧めします。
あぁ~…良かったって事なのね…

カルテの保存期間は5年…となってます。
鍼灸院の場合は病院のような電子カルテではなく、どこにお灸をして、どこに鍼をどんな手技で施術したのか?…、患者さんはどこか痛いと訴えているのか…、体調はどうなのか?…などなど、必要と思われる情報を書き込んでいる自作のカルテではあるのですが、5~6年、来院が無い患者さんのカルテは「そろそろチェックしようかな…」と年に一度、整理をするんです。
患者さんが来院しなくなった理由としては、大まかに2つの理由が頭に浮かびます。
一つは、症状が消えて日常生活が出来るようになったから、もう鍼灸院に行かなくてもいいや!
…という理由と…
もう一つは、あの鍼灸院の治療は効かないから、別な治療院に行こうかな…!
…と、他の治療院や病院に行き先を変えるパターン。
まぁ~…このどちらかだと思うんですよねぇ~。
鍼灸師の僕らが、治ったから来ないのか?治療の腕前を見限られて来ないのか?…を知るすべは無いんですよねぇ~。
まぁ~電話でもして「なんで来なくなったんですか?」と問い合わせれば分かるかも知れませんが、そんな事をしたら、気持ち悪がられるに決まってます…(^_^;)
だから、治ったのか?治っていないのか?…を知る事は出来ないんですよねぇ~。
でもね…
一つだけ、その答えが分かる時があるんです。
それは、治療院に来なくなった患者さんが数年後に再び来院された時、もしくは来院されなくなった患者さんの紹介で、別な人が鍼灸治療を受けに来られた時…。
そんな時に「あぁ~…僕の治療は間違ってなかったのね!…ウチの治療を良いって思ってくれてたんだ…」って思うんです。
去年の年末から、ここ3ヶ月くらい…
そう感じさせてくれる患者さんの来院が多かったので、そんな事をブログに書いてみようかな…と思った次第です。
数多ある鍼灸院の中で、ウチの治療院を選んでくれて、ありがとうございます。…って感じですね。(^^♪
珈琲についての素人的考察…♪

いつも、このブログは体の事や健康の事…、鍼灸の事に関して書いているので、今回はチョイと休憩するとして、珈琲についての素人的考察を書いてみようと思います。
僕は毎日、珈琲を一杯は飲みます…♪
まぁ~少し拘りはあるので、気に入った珈琲豆を定期的に購入して、届いた豆は冷凍庫で保存して…と、まぁ~…本やネットで仕入れた知識を実践してるって感じですかねぇ~…(^_^;)
珈琲豆は、そんなに値段が高い豆ではなく、定期購入しているので200g750円くらいの珈琲豆で、200gだから20杯飲めるとして…、750÷20=37.5。…1杯37.5円だから、そんな贅沢品ではないと思うんですよねぇ~。
…でも、物価が上がっているから、来月ぐらいから200円くらい値上がりするって通知が来てたかなぁ~…(-_-;)
時々、街を歩いていて、自家焙煎している珈琲豆屋さんを見つけた時に、いつも飲んでる珈琲豆とは違う豆を買ったりはしますが、基本的に同じ珈琲豆を飲む前にミルで挽いて淹れた珈琲を飲んでます。
毎朝、自分で珈琲を淹れて飲むようになったのは20歳くらいの頃だから、かれこれ珈琲好きになって40年くらいって感じでしょうか…
ここで、不思議に感じる事が1つあるんですよねぇ~。
同じ珈琲豆を使っていて、同じ工程で珈琲を淹れているはずなのに、味に変化が生まれるんですよぉ~。
ちょっと考えてみたんですが、いくつかの事が原因じゃないかな?って思うです。
まずは…
…静電気…
20歳の頃に買った珈琲ミルを未だに使い続けてるんですけど、上でハンドルをグルグルと回して、ガリガリと豆を挽き、下の木の受け皿というか…木の箱に珈琲の粉が溜まるタイプの、オーソドックスな珈琲ミルなんですが、最近気が付いた事の1つに、木の箱から珈琲の粉をペーパーフィルターに移す際、珈琲豆の薄皮や微粉が木の箱の側面にくっ付いている事もあれば、くっ付かずに全ての粉が綺麗にペーパーフィルターに入る日がある事に気が付いたんですよねぇ~。
誰だったかな?…以前、TVを見ていて、世界大会で賞を取ったバリスタの人が「クリアな珈琲が飲みたければ、網の目が細かいメッシュ素材のフィルタで微粉を取れば、珈琲の味が変わりますよ!」って言ってるのを聞いて、100円ショップでメッシュ素材の茶こしを買って来て試してみた事があったんですよ!
そうしたら、本当にクリアな珈琲になったんですよね!
でもね…個人的には、クリア過ぎて、好みの珈琲の味ではなかったから、それ以来、微粉を取る事はしなくなりましたが、ここ最近…静電気で微粉がミルの木の箱にくっ付いている事があり、それをペーパーフィルターには入れずに廃棄するようにしたんですよねぇ~。
そうすると、少しだけクリアな珈琲になり酸味と苦味と甘味が良い感じなんですよ!
雑味って言ってしまうと、余計なモノって感じるかもしれませんが、ある程度の雑味って、味を構成するのに必要なモノだと思うんですよねぇ~。
季節的に乾燥していない時というか、湿度は天気によって変わりますから、静電気が起きやすい日もあれば、起きにくい日もあるわけで…
それによって珈琲の微粉が除去されるか?除去されないか?で珈琲の味って確実に変わると思うんです。
それと、お湯を注ぐ量や温度でも味は変化すると思います。
ウチでは、いつも2人分淹れるんですが、嫁さんは薄目の珈琲が好きなので、2杯分の豆で3人分くらいの珈琲を淹れます。
先月まで、カリタの台形のペーパーフィルター(1~2人用)を使っていたんですが、僕が使っている珈琲ドリッパーの大きさに合わず、1~2人用のペーパーフィルターだと少し小さすぎたんですよねぇ~。
なので…豆を蒸らした後、お湯を注ぐにも回数が増えたりしていたのが、今は2~4人用のペーパーフィルターに変えたから、気兼ねなく3回ほどでお湯を注ぎきれる事で、好みの濃さに調節できるんですよねぇ~。
何となく…個人的な感想ですが、3~4人の珈琲を淹れるより、1人分もしくは、2人分の珈琲を淹れる方が難しいような気がするんですよねぇ~。…まぁ~…慣れなのかなぁ~?(^_^;)
珈琲を商売にしているわけではなく、家庭で楽しむアイテムとして珈琲を飲むわけなので…、
静電気で左右される珈琲豆の微粉だったり、お湯の温度だったり、ドリッパーから落ちる速度だったりと、味に関しては色々な事が影響を受けたりしますけど、毎回ハンコで押したような同じ味ではなく、変化を楽しむっていうのも、家で淹れる珈琲の楽しみ方の1つなんだろうなぁ~…って思うんですよねぇ~。
すぐに取れる痛みと、すぐには取れない痛みについて…

ウチの治療院に初めて来られる患者さんで、時々…
「以前、鍼灸治療を受けた事があるんですけど、痛みが一発で取れたんですよぉ~!」
…と仰る方がいらっしゃいます。
この「一発で治った…」とか「一回で治った…」という言葉ですが…
いつも、こういう話を聞く度に、これは素直に、「鍼灸って、とても良い治療法ですね!」…と、患者さんが、鍼灸治療を信頼されている事で、発せられた言葉として受け取っていいのか?
…それとも、言葉の裏を読んで…「以前、行っていた鍼灸院の先生は一発で治す事が出来たけど、あなたは、この痛みを一発で取る事ができますか?」…って、僕の鍼灸の腕前を試しているのだろうか?…(^_^;)…と、勘ぐってしまいたくなる言葉でもあります。
まぁ~…僕の希望としては、前者であって欲しいんですけどね…。(^_^;)
こういう…「一発で…」という話をされた患者さんには、いつも、こんな話しするんです。
「痛みには、すぐに取れる痛みと、すぐには取れない痛みがあるんですよ」…って。
基本的に、鍼灸院に来られる患者さんは、どこかが痛くなって…来られるわけですが、痛みにも色々な種類があり、原因も様々です。
なので、患者さんに、分かりやすく説明したいので、例え話として、筋肉痛の話をします。
筋肉って伸びたり縮んだりするものですけど、ある動作をする時に、伸びるはずの筋肉が、何らかの原因で固くなってしまい、伸びなくなる事で痛みって起こるんですよねぇ~。
筋肉が固くなる原因としては、姿勢が悪かったり…、猫背だったり…、デスクワークで長時間座って仕事をしていたり…、スマホを長時間見続けたり…、まぁ~色々な事が原因で、伸びるはずの筋肉が固くなってしまうんですが…
こんな時は、鍼と灸を使って、固くなっている筋肉を緩めてやると、通常の動作が出来るようになり…
「あっ!痛くない!一発で治った!」
…となるわけです。
でも、筋肉が損傷を起こしている場合は、一発で…という訳にはいきません。
筋肉が損傷しているって事は、例えとして、外傷と言われる、切り傷や、擦り傷が筋肉の中で起こっているのと同じなので…
通常、外傷の切り傷は、止血して出血がとまり、傷が塞がって、痛みを感じなくなるまでには、ある程度の時間が必要な事は、皆さん御存知だと思います。
それと同じ事が、筋肉に中で起こっている場合は、傷が治るまでの時間が、どうしても必要になるから、治療に時間がかかります。
しかも、損傷の度合いにもよりますが、損傷部位が古傷になっていたり、過去に手術で何らかの処置をしないといけないような事があった場合は、完璧に元通りに戻るという事は、なかなか難しいですね…。
ただでさえ、歳を取ると体力も落ちますし、体の再生能力も低下しますしね…。
そこまで酷くなると、日常生活が出来る事を第一に考えて、損傷部位に負荷を与えないように、現状維持に最善を尽くすという事になるんですが、多くの患者さんは、以前のような元気な体を取り戻したいという気持ちを抑えられず、色々な治療を試される方も多いですね…。
何度も、このブログに書いてますけど、人の体って、ある程度の事だったら、自己治癒力で治す事が出来るんですよ!…それには細胞の再生など、時間を要するわけですが、ボーダーラインのようなものがあって、そのボーダーラインを越えなければ、体が持ち合わせている自己治癒力で回復できるんですけど、ボーダーラインを、ちょっとでも超えてしまうと、体の自己治癒力では、どうしようもなくなるので、手術や…、例えば、抗がん剤のような強い薬を使わなくてはいけなくなる。
できれば、ボーダーラインを越えない範疇で、治すように心がけたいものですよねぇ~。
鍼灸治療って、そのボーダーラインを超えないようにする、お手伝いをする治療でもあるんですよね!
「痛くなったから鍼灸治療を受ける…」というのもアリだと思うんですが、日頃からボーダーラインを超えないように、運動して、食事も体に良い食事を心がけて、よく噛み…、睡眠時間を確保して生活する。
…でも、歳を取ると体は老化していきますし、若くても疲れが蓄積すると、そこかしこが痛くなるものです。そんな時、日常生活に鍼灸治療という選択肢を取り入れて生活すれば、回復も早まり、良い歳の取り方が出来るはずなんですよねぇ~。
でも、今の時代は、医療の発展もあり、悪くなっても、薬や手術で何とかなると信じ切っている人が多いので、鍼灸など、時代遅れの代物だと思っている人も少なくないのが現実です。
まぁ~…鍼灸師の僕が言える事は、ボーダーラインを越えないようにすべきだという事に気が付いた人が、鍼灸を生活の一部に取り入れてくれたらいいと思うのと…、このブログを見た人が「生活改善をしてみようかな…」という気持ちになって欲しいな…という、淡い期待をもとに、ブログを書き続けてます。
でも…、そんなに多くの人の目に留まるブログでは無いので、期待薄…ですけどね…(^_^;)
軽いジレンマ…

鍼灸師になってからというもの…、この時期…軽いジレンマに襲われるんですよぉ~。
どういう事かって言うとね…
1月って、初詣で神社にお参りに行ったりしますよね…。
商売繁盛を祈願して十日恵比須神社に行って、福引を引いて「大当たり~!」とか「宝船~!」「福包み~!」と掛け声を掛けられ、福笹とか熊手とか、そろばんや干支の置物をもらうのが、福岡のお正月の始まりって感じなんですが…
鍼灸師になる前だったら、素直に「商売繁盛!」を祈願して、福引も引いてましたけど、鍼灸院が繁盛するって事は、病人が増えるって事だよねぇ~?…って考えると、少し二の足を踏んじゃうんですよねぇ~。まぁ~僕は…家内安全を願ってお参りはしますけどね…(^_^;)
「固い事言わずに…」とか「考えすぎじゃない?」って言われたりもしますが、どうしても『医は仁術』という言葉が、頭から離れないんですよねぇ~。『医は仁術』って言葉を捨ててしまうと「医業って何???」…って感じになってしまい、自分のやってる事に胸を張れないというか…、大事なものが自分の中から無くなっちゃうような気がするんですよ…。
なんとなくですが…
『医は仁術』という言葉を捨ててしまうと、患者さんが利益を生み出す商品のように見えてきたり、思えたりするんじゃないでしょうかねぇ~。…そうなると、呼称が「患者さん」ではなく「患者様」になっちゃったりするんじゃないかな?…(^_^;)
ただ…、鍼灸を生業としている限り、鍼灸治療を施し、対価としていただく代金で、生活をしているわけなので、ある程度の収入がないと生活が出来ないから、儲かるに越した事はないんでしょうが、やはり頭の片隅に『医は仁術』という言葉が門番のように立ちはだかっているんです。
まぁ~…どう考えても、鍼灸で財を成す事なんか到底無理なのは、火を見るより明らかですけどねぇ~…(^_^;) 人それぞれ、歳相応の人並な生活はしたいという願望は、誰しも持っているはずですし、やはり、考えを割り切れるか?…割り切れないか?…って事なのかなぁ~…とも思います。
まぁ~割り切った考え方で全てを解決しようとするならば…
僕が神社で商売繁盛を祈願しようが…、祈願しまいが…、人は老いていくものですし、この世の病気が無くなる事はないと思うので、それはそれで、割り切って考えた方がいいんじゃない?
…という考え方がベターなのかな…。
でも…僕は、割り切った考え方が出来ないので、毎年、この時期…軽いジレンマに襲われるんです。
「医は仁術なり…」っていう言葉は、「医は仁術なり、算術にあらず」という、医師は利益を追求せず、患者を救うことを第一義とするべきだという心構えを説いた言葉ですが、近頃は医が算術に傾いている話を時々、聴くんですよねぇ~。
やはり…病院といえども経営しなければいけない訳なので、働いている人達の給料や設備を整える為に、ある程度の利益を生み出さないと、病院も維持できなくなるのは重々承知してます…。
先日、僕の知り合いで、いくつかの病院を掛け持ちで働いているお医者さんと話していた時に「メインで勤めていた病院の院長が代替わりで、息子に変わって以降、必要ないと思われる検査をするように指示されたり、薬を必要以上に処方するように指示されるようになったので、もうあの病院を辞める…」って、話を聞いて、やっぱ…そういう病院もあるのねぇ~…って思いました。
一般人からすると、お医者さんって、絶対的な知識と技術を持っていて、勉強して頭がいい人が就く職業というイメージがあると思うので、お医者さんから「この検査をします…」とか「このお薬は必ず飲んでくださいね!」と言われたら、疑問に思わず従いますよねぇ~。
でも…、全てがそうでないとしても、世の中には「医は仁術」ではなく、利益を生み出すために動く、病院や、お医者さんも、実際には、いるという事を認識しておいた方がよさそうです。
これは、以前、ブログに書いたことがあるんですが、何年前くらいからでしょうか?15~20年くらい前からかな?整骨院に交通事故の旗が、たなびき始めたのは…。『交通事故』っていう旗が店頭でたなびいていたり、「交通事故に遭われた際はご相談ください!」的な広告が、ガラス窓に貼られていたりするのを見るたびに、「交通事故の大売り出しかよ!」って、呆れちゃっていたものですが、近頃は整形外科の玄関先にも『交通事故』の旗がたなびいていたりしますからねぇ~…(^_^;)
もう、「医は仁術」って言葉は過去のもので、「医は算術」となってしまってるのかもしれません。
そう言えば、先日のNHKの朝に放送されている『あさイチ』で医薬品依存の過剰摂取…、いわゆるオーバードーズについて特集を組んでましたねぇ~。
あの番組によると、処方薬のオーバードーズは30歳~50歳代の女性に多いんだそうです…。
確かに、ウチの鍼灸院の患者さんでも、これに該当する女性の患者さんがいて、問診とか、治療中の会話で、体調が悪くなってるのは薬の過剰摂取かなぁ~…と思われる人には「薬の量を減らすように、お医者さんに相談してみたら?」…と、やんわり伝えたりするんですが、薬に頼る事に慣れてしまっている人は、なかなか聞き入れてくれませんもんねぇ~。
「眠れないから…」という事で、敷居が低い睡眠薬から始まり…、薬の量が増えて…だんだん手元に薬が無いと安心できなくなり、色々な病院に通院する事で薬を入手する。…まぁ~これを防ぐために、お薬手帳を普及させているんでしょうが、オーバードーズになる人は、あの手この手を使って薬剤を入手するんでしょうねぇ~。
女性が多い理由としては、心身の異常を感じると、男性より女性の方が病院に行く傾向にあるらしいんですよ!…でもって、社会的な事も加わって、就職氷河期で学歴やキャリアが反映されない事と、子育ての辛さを乗り越える為に、薬で乗り切ろうとする事が、オーバードーズにつながるらしんですよぉ~。
あぁ~…あとね…
ドラッグ・ストアーで買える市販薬でもオーバードーズが増えているらしいんですよねぇ~。…まぁ~これはドラッグ・ストアーが乱立しているって事が原因でしょうねぇ~。
眠るため…とか、生理痛に薬剤を使う際は、用法用量を守れば薬として効果を得られる訳なんだけども、気分を紛らせたり、辛い気持ちを、やり過ごしたい時…、そんな時に、薬でやりすごそうとし始めると、オーバードーズになりやすくなるって事なんでしょうねぇ~。
生活パターンの改善より、生活パターンを変えずに、薬で手っ取り早く治したいという気持ちがある人は要注意でしょう…。
軽いジレンマに話を戻しますが、考えを割り切るか…、1月が過ぎ去るのをジッと待つか…(^_^;) 武士は食わねど高楊枝…と、背に腹は代えられぬ…の、せめぎあいは、永遠の課題でしょうねぇ~。