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ジャーナリング…。 ~徒然なるままに、蝉の鳴く夏…「お試し…」について考えてみた~

暑いですねぇ~…。曇ったりはするんですが、雨が降りませんねぇ~。夕立でも降ってくれると少しは涼しさも感じられるんですけど、無い物ねだりなんですかねぇ~。

何となく「ジャーナリング」というワードが頭に浮かんだので、感じた事を、そのまま書いてみましたよ♪

先日の話しです…

2ヶ月前から耳鳴りの治療で来られている、ある患者さん…。

「体調はどうですか?」と治療前に尋ねてみると、「最近は、家の近所に大きな木があるんだけど、蝉の鳴き声が凄くて、耳鳴りなのか?蝉の鳴き声なのか?…が分からなくなる…(^^;)」…とのこと。

付け加えて…

前回の治療の時に、両肩に皮内鍼を入れておいたんですが「左の肩が凄く柔らかくなった感じがするせいか、左側で感じる耳鳴りも、軽くなってきた…」…とも仰ってました。

治療する側の僕も、少しずつ患者さんの体が変化しているのが分かりますし、…あとは、患者さん御自身が体を動かす…所謂、運動をされるようになると、もっと体の変化を感じられると思うんですよねぇ~。

まぁ~これだけ、気温も高いですし、御本人も「分かってるんですけどねぇ~」と、運動をしなくてはいけない事は理解されているので、治療する側の僕としては…、

あとは…「時を待つ…」…って感じですねぇ~。

そんな、暑い日が続く昨今…、

また別な日に…

新患の患者さんから「お試しで治療を受けたいので、福岡市の鍼灸費助成を使いたい」と、電話で問い合わせがあったので、ウチの治療院の料金体系と、治療にかかる時間の話を説明したんです。

ウチの治療院では通常、初診の場合、問診の時間を含め、約90分くらいの時間をかけて治療しています。これは患者さんの体質や病気の具合、痛みの原因を探るためには、丁寧に問診する事が必要だと考えますし、治療も、弱い刺激の方がいいのか?強めの刺激の方がいいのか?…を、探り探り治療するもので、初診の場合は、これくらいの時間は必要になるんですよねぇ~。

2回目からは約40~50分くらいを目安に治療しますが、なぜ、そこまで時間をかけるのかというと、例えば…患者さんが「痛い」という所に鍼を刺して「はい!終了!」ってな感じでは終われないんですよぉ~。

中には…

「なんで?痛い所に鍼を打ってくれるだけでいいのに!」

…って思われる人がいるかも知れませんが…

例えとして、基本的に肩が痛い人は、背中や腰や首など、色々な要因が重なり、体を酷使したり、姿勢の悪さが原因で、肩が痛くなっている事が多いので、肩だけに鍼を刺したら「はい!おしまい!」という訳にはいかないんですよねぇ~。

なので、ウチの治療では、ある程度の治療時間が必要ですし、その時間に見合った金額を頂いています。

通常、初診の場合は¥5400。2回目からは半年以内ならば¥3900で治療しているのですが、それを「福岡市の鍼灸費助成制度を使ってお試しで…」と言われると、鍼灸費助成制度の場合、ウチの治療院には¥2000しか入らなくなるので、どうしても治療時間を短くしなければいけなくなります。

なので…

鍼灸費助成制度のみで治療を希望される場合は、約15分くらいの治療になってしまうんですね。それを初診で…となると、問診もしっかり出来ない上に、治療時間が短くなる。…正直言って、100%のパフォーマンスを患者さんに提供出来ない状況が生まれるわけです。

それは、治療する側からすると、いくら患者さんが「お試しで…」と言われていても、治療効果を感じてもらえる確率が低い上に「あぁ~鍼灸って、この程度のものなのか…」という判断を下されやすくなる事に、ちょっと…躊躇というか、初診で鍼灸費助成制度を使われるのは、どうかな?…って思うんですよねぇ~。

治療を受けるか?受けないか?は患者さんに決定権があるわけなので「鍼灸費助成を使って、お試しで!」と、ゴリ押しされると、こちら側としては、やるしか無いわけなんですけどね…。

僕が、この『福岡市の鍼灸費助成制度』を上手に使う、使い方を患者さんに提案するのなら…、治療者側の鍼灸師が、患者さんの体質や病状を十分、把握している条件のもとで、使うのが良いと思うんです。

鍼灸費助成制度は月に8回使えるわけですから、例えとして…、

ちょっと専門的な話になりますが、「気」が不足して病気を起こしている場合があるんですね…。

所謂、「真気不足」という状態なんですが、この場合は補法という治療方法を用います。足り無いものを補うという治療です。こういう場合は1回の治療で「ド~ン!」と一気に治療するのではなくて、1回で行う治療を2回、もしくは3回に分けて治療する必要性が生まれてくるんです。

例えとしては、1回の治療で、お灸を何壮もすえるのではなく、1回の量を減らして、週に2回とか3回にわけてお灸をすえる…。

イメージ的には、植物を育てるのに、水や肥料を大量に与えると、根腐れを起こしたり、肥料焼けを起こしたりして枯れてしまいますよね!…そういう事を防ぐ為に適度な水やり、適度な肥料の散布が必要になるのと同じで、治療も一気に行うのでは無く、回数を分けて適度な治療を行う。

こういう治療なら1回15分の治療で十分だと思うんです。鍼灸費助成制度は月に8回使えるわけですから、平均して週2回の治療が受けられます。

なので、こういう治療の場合に鍼灸費助成制度を使うのが良いと思うんですよねぇ~。

「お試し…」についてですが…

近頃は服を買うにも、実物に袖も通さず、ネットで買って、届いた実物が思っていたのと違うと、返品可能だったり、メルカリで売ったりするのが、常識になっている昨今…、「お試し…」は消費者の権利の一つかのように横行しているのが実情だと思いますが、治療で「お試し…」って、なんだか、鍼灸治療、そのものを軽く見られている感じがして、ちょっと閉口してしまいます。

近頃は恋愛に於いても、お試し期間があるとか…、無いとか…、(^^;)

これも時代の流れだと言われれば、それまでなんですが…

何でもかんでも、同じ定規で全ての物事の善し悪しを測るのは、良くないと思うなぁ~。

お土産を選んだり、惣菜を選んだりする時の試食と同じように、鍼灸治療を「お試しで…」って感覚って、どういう感覚なんだろうか?って思うんです。病院に行って、お医者さんに「ネットで、こんな症状には、この薬が良いって書いてあったんですけど、この薬…お試しで使いたいので、処方してもらえません?」…って言うのかね?…(^^;)

あっ!その…、問い合わせの「お試しで…」の患者さんが治療を受けに来られたか?どうか?…ですって?

勿論、来られませんでしたよ!

以前、鍼灸院を開業した当初、鍼灸師の先輩が「電話で施術料を最初に聞く人は、まず来ないと考えていい…」って言ってたのを思い出しますが…、ホントにその通りですわぁ~…(^^;)

「あっ!歯が痛い!」…それって虫歯かもしれないけど…もしかしたら三叉神経痛かもよ!

「歯が痛い!」って時…

「あぁ~…!!歯医者に行かないといけないかなぁ~」…って思いますよね。

でも…

毎回、食後の歯磨きはしてるし、マウスウオッシュも使ってる。一日に1回、歯間ブラシやフロスも使ってるし…、口腔に関しては、出来る限りのケアをしてるし…。鏡で自分の口の中を見ても虫歯っぽい感じの歯はないしなぁ~。この数日、食事中に歯がグラつくなんて事は無かったしなぁ~…。という人の中で、肩や首のコリが酷い人…。

もしかしたら、その…歯が痛いのは…虫歯ではなくて、三叉神経痛かもしれませんよ。

三叉神経って解剖学的には耳の辺りから、3つの枝に分かれて顔面の感覚…、特に痛みや温度や触覚などを脳に伝える神経なんですが、首の付け根や耳の後ろ辺りにコリがある人は、三叉神経の第三枝といわれる下顎神経に不具合が起こった場合、歯に激痛が走る事があるんですよね!

虫歯や歯周病などの歯科疾患がないのに、歯に激痛が走る場合は、三叉神経痛を疑うので、とりあえず、そんな時は歯医者さんに行って、虫歯の有無を調べてもらい、虫歯が無い場合は、鍼灸院に来られてみて下さい。

三叉神経痛は、歯科治療では、どうにも出来ないんですよねぇ~…。まぁ~逆に…虫歯の場合は、鍼灸師は何も出来ませんが…(^^;) 

三叉神経痛は鍼灸領域なので、鍼灸治療が一番有効だと思います。

実は…、僕も一度だけ、三叉神経痛を経験した事があるんです。

あの時は、僕がまだ、鍼灸の専門学校の学生の頃だったんですが…

体験も兼ねて、見聞を広めるために、色々なマッサージ院や鍼灸院に治療を受けに行ってたんですよぉ~。

あるマッサージ院に行った時に、結構、強揉みをするマッサージ師さんがいて、僕の首や耳の後ろ辺りにかけて、強く揉まれたんですよねぇ~。

そしたら、その夜…

明け方…4時頃かな…

寝ていたら、急に歯が痛くて目が覚めたんですよぉ~。

子供の頃に、何度か虫歯の痛みは経験した事はあったけど、寝ていて、急に歯が痛くて目が覚めるという経験は初めてでした。

でも…痛くなった前日・前々日に、食事をして歯がぐらつくとか、食事中に歯が痛くて噛めないなんて事もなかったし…「おかしいぞ!?」…と思い、痛さを我慢しながら、寝ぼけながらも色々と考えてみたんです。

当時は鍼灸の専門学校に通っていたので、三叉神経痛の事は知ってたんですよね…。

「これって…もしかしたら三叉神経痛かぁ?」…と思い、自分で何が出来るかを考えたんですが、まだ当時は学生だったもので、自分で自分に鍼をするって…(^^;) 今なら普通にやりますが…、当時はハードルが高く、ちょっと躊躇しちゃったんですよ!

…なので、その時は鍼ではなく、お灸を選択して、三叉神経の根元に市販のせんねん灸をやってみたんです。

そしたら、全く熱さを感じないんですよぉ~!(゜o゜;;

「おやぁ?いつも熱いのに…、変だぞ!?」…と思い、寝ぼけながら15個か20個くらいの、せんねん灸を1時間くらいかけてやってみたら、ある瞬間、ホンワカした暖かさを感じたんですよねぇ~。

その…ホンワカしたお灸の暖かさを感じた途端、歯の痛みが消えてしまったという事を、経験した事があるんです。

僕の実体験から言える事なんですが…

「三叉神経痛は鍼灸が有効ですよ!」

あっ…そうそう!つい最近の事ですが、先日、ウチの嫁さんが「歯が痛くなった…」と言ったので、痛みの具合と、痛くなった過程を聞いたら、三叉神経痛ぽかったので、ある場所に鍼をしたら、次の日は「少し痛いけど…楽になった…」と言い、翌々日は「痛みが取れた…」と言っておりました。

やっぱ…三叉神経痛は鍼灸が有効です!

政見放送を見ていて…「木を見て森を見ず…」だなって思った。

7月20日が参議院選挙でしたよね?

選挙期間中になると、TVやラジオで、政治的な私的発言がパタッと無くなる違和感…。

発端は安倍さんらしいけど、自由に発言が出来ないのって変だな?って思うんですよねぇ~。なんか…柔~い…ソフトな言論の弾圧って感じが否めないなぁ~って、ちょっと気持ち悪さを感じるんですが、なんとかならないかねぇ~…って思います。

まぁ~そんな中、NHKでは定期的に、政見放送なるモノが放送されてるわけですが…

各党首の政見放送を聞いていて思ったんです…

政治家の公約って、患者さんの訴えというか…、健康や病気に関する悩みに対して、「じゃぁ~痛み止めの薬でも出しておきましょうか…」というような、その場しのぎの言葉に聞こえるよなぁ~…って思ったんです。

やれ…「2万円給付…」とか、「食料品消費税を1年間ゼロ…」とか、「所得税・住民税を減税…」とか、「子育て支援…」とか、「子育て対策…」とか…、中には「日本人ファースト…」と言い出す人もいますが、この各党の党首の公約を聞いてると、病院で「アコソが痛い!…ココが痛い!」と症状を訴える患者さんに対して…「根本的な治療にはならないけど、とりあえず痛み止めの薬を出しておきますから、それで我慢して下さい…」的な…、そんな感じに聞こえてくるんですよね…。

…結局の所、何の根本的な解決になっていない事を連呼している。

御存知の方も多いと思うんですけど…

「木を見て森を見ず…」という言葉があります。

この言葉の意味は、物事の細かい部分や目先の事に気を取られてしまい、全体像や本質を見失ってしまう事を意味する言葉なんですよねぇ~。

政治家が言ってるマニフェストって、景気さえ良くなれば問題視しなくても良い事ばかりな事柄だと思うし、全てではありませんが、病気に関しても「アソコが痛い…ココが痛い…」というくらいの初期症状なら、基本的に、体質改善や生活習慣の改善でクリアする事が多いんですよね!…言う必要はないとは思いますが、手術が必要な大病の場合とか難病の場合は、話しは別ですよ!…(^^;)

今の日本の景気の悪さは、30年くらい前から、徐々に景気が悪くなっているのに対して、政策・対策が全て裏目に出てしまった結果が、今の現状なので、そう容易く景気は回復しないとは思いますが、今、変えないと、もう現状維持は無理だって、皆が気が付き始めたんだと思うんですよねぇ~。

なんとなくですが…、日本人は2020年にコロナ渦になり、外出制限や経済がコロナにより停滞したことで、ジワジワと景気が悪くなっている事に、やっと気が付いたような気がするんですよねぇ~。

昔のドラマで『振り返れば奴がいる』ってドラマがありましたが、コロナが終息して、ふと振り返ったら、不況が真後ろに立っていた…。そんな感じのような気がするんです。

もしも、コロナが流行ってなかったら、日本人って、この景気の悪さにも気が付かず、10年~20年後に、沼地で身動きが取れなくなっている状態になっていたかも知れませんねぇ~。

例えば、これを人の体に当てはめて考えてみると…、人間が色々な症状を訴える時って、昨日や今日の行動が、すぐに反映する事で病気が発症している訳ではないんですよねぇ~。疲れの蓄積や、色々な軽い症状を無視したり、薬で誤魔化して過ごしたりする事で、大きな不具合が生まれる。

でも…人の体って回復力もありますし、自己治癒力もありますから、体力がある人でしたら、乗り切る事は出来るでしょう。

もしも、昨日や今日の行動が、すぐに病気として現れるような体調だったとしたら、その人は、回復する余白も無く、相当ヤバイ状態の体だという事になりますね…。

こういう事を踏まえて…、どうすれば良いのかを考えると、結局のところ、体質改善や生活習慣の改善という考えに落ち着きます。

でも、中には「何を改善すればいいの?」っていう人もいるかも知れない…。

体質改善や生活習慣の改善って「よく噛んで食べる」とか…「睡眠不足の解消」とか…「定期的な運動」とか…、一番地味で、頭では理解出来るけど、面倒くさくて…、どこか心の片隅では「そんな事で病気が治るわけないじゃん!…薬の方が早く治るよ!」って思ってしまっているアレです!

でも…結局…、行き着くところ、それしか方法はないんですよね!

じゃあ、今の日本の経済状況を、人の体と照らし合わせて考えると、今の日本って、疲弊しきっていて、検査すれば、するだけ「再検査!」の通知が来るような、そんな状態だと思うんですよねぇ~。

景気を回復するには、どうすればいいんでしょうかねぇ?

一気に変わる事は、絶対無いと思うんだけど…

先日、誰かが言ってたんですよねぇ~「誰かの消費は、誰かの所得に変わる。」…って。結局、景気を回すって事は、そういう事なんでしょうねぇ~。

「じゃぁ~消費税を無くして、消費を高めれば…」って言うと、「じゃぁ~今の消費税で得られている財源をどこに求めるんだ!」…って、絶対に誰かが言うんです。そうなるとタラレバの話になり、全く着地点が見つからなくなるんですが、一つだけ言えてる事は「現状維持はもう無理だ…」って事でしょうねぇ~。

最近の風潮というわけでは無いんですけど、人の考え方とか、モノの見方が「木を見て森を見ず…」になっているなぁ~…って感じる事が多くなってきたように思えるんですよぉ~。

今度の選挙の結果はどうなるんでしょうかねぇ?

政治の世界も、少し前から新しく色々な党が生まれて、色々な意見が飛び交ってますけど、若い政治家の主張を聞いていると「言うは易く行うは難し…」という言葉が頭に浮かびます。

正論は誰でも言えると思うんですよねぇ~。でも政治の世界って、魑魅魍魎と化した…、権力の甘い蜜に執着する爺さん達が仕切っているわけなので、その人達をいかに動かすか?…または黙らせるか?(黙らせる方法は選挙に行って、黙らせたい政治家以外に投票する事しか、僕らには出来ない訳ですが…)また、その後ろ盾の財界の魑魅魍魎を、どう動かすか?…新しい党の人達や、若い政治家は、そこをどう考えてるのかな?って思っちゃうんですよねぇ~。

最初の頃は、志高かった人も、権力の甘い蜜の味を覚え、長年、権力を振るっていると、いつの間にか魑魅魍魎化してしまうんでしょう。

歴史的に…、世界的に見ても、正論が社会を変えた回数より、正論が魑魅魍魎化した政治家や権力者にひねり潰された回数の方が多いように思えるんですよね…。

今後、どうなるんでしょうかね?

まずは「現状維持は、もう無理だ…」という意識を持って、100%とはいかないまでも、投票率が70%くらいはいかないと、何も変わらないような気がするんですよねぇ~。

『見えてない世界で見えてきたこと 石井健介(著)』を読んでみた…♪

6月の初頭…、radikoでTBSラジオの『武田砂鉄のプレ金ナイト』を聞いた時のゲストが、ブラインド・コミュニケーターの石井健介さんでした。

僕は彼の事を一切知らなかったんですが、2016年のある朝、突然、目が見えなくなった…という経緯を、とても明るく話されている事に、正直ビックリしたのと…、目が見えなくなってから、変わった事と、変わらなかった事を、ジョークを交えながら話されていて、番組の最後に本の出版のお知らせがあったので、「これは読んでみたいなぁ~…」って、Amazonでポチ買いしたんです。

自伝のエッセイって感じの本で、あっと言う間に読めちゃいましたねぇ~。

近頃…60歳にもなると、人の死とか、病気の話しだとか…、色んな事が周りで起こるので、この本を読んでいて「世の中、たくさん人がいるわけだから、こういう人もいるよなぁ~」って思いながも…、もしかしたら身近で、こういう事が、いつ起こっても不思議ではないぞ!っていう気持で読んでたんですよ…。

で…

読んでいて「おっ!」って思った文章の所のページに、付箋を貼ってたんですが…、

その付箋を貼ったページに書いてあった文章って、以前、千葉の先生の鍼灸の勉強会で、その先生が仰っていた事とリンクするような事が、多く書かれてたように思いました。

その中に…

人というのは不思議なもので「大丈夫ですか?」と尋ねられると、咄嗟に「大丈夫です」と口にしてしまいがちなんだけども…、本当は全然、大丈夫じゃないんだけれど、「大丈夫です」という自分の言葉が、プレゼントを包むラッピングの紙1枚分の厚さだけ、自分の心を浮かび上がらせてくれることもある。

…反射的に出た「大丈夫です」っていう自分の言葉が、少しだけ自分の心をプッシュアップするっていうか…、それが、自分を奮い立たす言葉になる…っていうような事が書かれてたんですよねぇ~。

これって…「大丈夫ですか?」を、やたらと連呼すると意味は無くなるんだけど、「大丈夫ですか?」って言うタイミングを見定める事が重要で、この「大丈夫ですか?」っていう言葉が、治療の第一歩になる場合も多いと思うんですよね!

あとねぇ~…

石井健介さんの知り合いの鍼灸師さんの言葉が心に響いたんですよぉ~…

「目が見えていたって、お先真っ暗なヤツなんて、いっぱいいるでしょ!逆に石井くんは目が見えなくなって、自分が生きる道がはっきりと見えてくるかもしれない。石井くんが、どうありたいのか、どうやって、この先の生命を輝かせていきたいか、それを、ゆっくり考えたらいいんじゃない?」

…って、病院で入院してる時、お見舞いがてら、看護師さんの目を盗んで、鍼灸の施術をしながら、鍼灸師の友人が話しをしてくれたそうなんですね…。

この文章を読んだ時に、もしも僕の知人・友人が視力を失い、見舞いがてらに病院で看護師さんの目を盗んで、鍼灸の施術をする事は出来るんだろうけど、「…どうやって、この先の生命を輝かせていきたいか、それを、ゆっくり考えたらいいんじゃない?」…なんて言えるかな?

あぁ~…でも、千葉の石原先生だったら、言ってたかもなぁ~…。なんて妄想しちゃいましたよ。

あと…瞑想の先生の言葉…

「まずは嘆ききることだね…」…嘆きたい時に嘆ききらないと、それは、いつしか心の奥底に沈殿し、延々と、そこに居座ってしまう。だから、今ここにある嘆きは、今、ここで嘆ききるしかない…。

これは、東洋医学の勉強会などで、よく聞く話しですね…。例えば…身近な人が亡くなった時に、悲しみを表に出さず、気丈に振る舞う人がいた場合、その人は半年後…一年後くらいに、体調を崩したり、心を病んだりするって話しを聞いた事があります。

やはり人の心っていうモノは、薬ではどうにもならないモノだし、時間とタイミングが、とても重要だと思うんですよね!なので、この本に書いてあった…「まずは嘆ききること…」って、ホントに大事だと思います。

あとねぇ~…

ネイティブ・アメリカンの言葉も紹介されてましたねぇ~。

「怒りは自分に盛る毒」

…なんですって!

確かになぁ~、この世の中…怒っても、ろくな事はないからなぁ~。イライラする事が多い世の中なんだけども、この言葉は、いつも自分の心に留めておいた方がいいなぁ~…って思いますね。

あと…

本の終わりの方で…

「わからない」という事を分かり合ったり、伝えたり、それを受け取りたいというようなコミュニケーションにおいて芯となる…

…って言葉が気になりましたねぇ~。

今の世の中、ネット社会で情報が多いせいか、分かる事が当たり前で、何でも「わかろう…」と思う人が多いように思えるんですよねぇ~。で…自分と意見が違ったり、自分が理解出来ないモノに対しては拒絶反応を起こして、無視するか排除しようとする。

わからない事や、理解出来ない事ってあるんだよねぇ~…って事を分かり合うって、確かに重要だなぁ~って感じますね。

この本を読み終わった感想としては…

簡単な感想だけど…

なんか元気をもらったというか…、勇気づけられた気分になりました。

現代医学と東洋医学の活用法の順番が間違ってるなぁ~…て思う。

鍼灸院に来られる患者さんが、鍼灸院で治療を受けようと決意するまでの行程として…

まず…患者さんが体の不調を感じて…

病院に行って、検査して…薬をもらって…

そこで治ったなら「あぁ~よかったね!…治ったね!」で一件落着。

また…

肩こりや腰痛など、筋肉痛に関しても、病院に行くか…、マッサージに行くか…、整骨院に何回か通う…

それで治ったなら「あぁ~よかったね!…治ったね!」で、またまた…コレにて一件落着。

…けど、治らなかった場合…。

NHKで時々、東洋医学とか鍼灸の特番をやってるし…。鍼とか灸が効くのかな?…でも…東洋医学って何か神秘的だし…、ツボを押してもらったり、刺激してもらうと治るかも知れない。…という淡い期待を持って鍼灸院に来られる。

もしくは、以前、病院に行っても、投薬とリハビリの繰り返しで、症状が改善しなかった経験があるとか…、処方された薬が体に合わず、色々な病院をジプシーの如く渡り歩き、途方に暮れた事がある経験をもつ人は、不信感とはいかないまでも、現代医学に疑念を抱いてたりするので、そんな人が東洋医学や鍼灸に救いを求めたりするんですよね…。

そんな感じで、順序的に…最後に鍼灸院に来られる人が多いですよぉ~…。

まぁ~…コレって…保険でも同じような感じなんです。

保険を使う場合も…、これは大人の事情なのか?…医学のヒエラルキーでトップにいる、お医者さんの権利を守るためか…?保険の管轄官庁が「鍼灸はエビデンスに欠けるから…」と、鍼灸治療を軽視しているからか?…肩コリのような不定愁訴を保険で治療できるようにしたら、ただでさえ逼迫している保険の財源が破綻してしまうからか?

結局…保健医療に関しての鍼灸治療は、色々と条件の壁が高く、一般の人は御存じないと思いますが、保険を使って治療する場合も、最後の選択肢の一つとして鍼灸院に来る。…とう流れになってるんですよね。

ここで、豆知識として…鍼灸院で保険を使う場合なんですが…

保険の基本的な考えとして、社会保険とか国民健康保険とか、いわゆる国民皆保険と言われている保険は、病院以外では使えないのが基本原則なんですよぉ~!

…簡単に説明すれば…、保険は基本的に医者が行う医療の為にあり、医者以外が保険を使う場合は『お医者さんによる適当な治療手段が無い場合に限る』という条件付きなんです。…これは、お医者さんが「もうウチの病院では出来る治療はないよ!…もしかしたら、鍼灸とかで治るかもしれないから、そっちに行ってみたら?」…ってな感じで、お医者さんに同意書を書いてもらわないと、鍼灸院や整骨院では保険が使えないんです。

…まぁ~…お医者さんと提携している鍼灸院や整骨院だと、簡単に同意書を書いてもらう事は可能なんでしょうけどね…(^^;)

平たく言うと…お医者さんが、サジを投げないと代替医療と呼ばれている、鍼灸院や整骨院で保険が使えない。…という事なんですね。

しかも…疾患名が限られていて…「①神経痛 ②リウマチ ③五十肩 ④頚腕症候群 ⑤腰痛 ⑥頸椎捻挫後遺症に限る」…となってます。

なので…これを厳密に守るとするならば、肩こりとか、頭痛とか、目の奥が痛い…とか、…最近、眠りが浅い…とか、背中が痛い…とか…疲れやすい…などなど…etc…。鍼灸院には色々な症状を訴えて来られる患者さんが多いんですけど、百歩譲って、お医者さんがサジを投げて同意書を書いてくれたとしても、これらの症状を保険適応には出来ないって事になりますよねぇ~。

でも…よく考えてみて下さい。

生死に関わる病気は別として…、通常の病気の症状で、お医者さんが「もうウチの病院では出来る治療はないよ!」ってサジを投げると思いますか?…普通に考えて、サジを投げるなんて、お医者さんのプライドが許さないんじゃないかな?

…百歩譲って…現代医学のお医者さんの技術では治せない症状だったとしても…、お医者さんはサジを投げる前に、この薬が効かないのなら、コレはどうだろう?…あの薬が効かないのらば、この薬はどうだろうか?…と大量の薬を処方するはずですよね…(^^;)…そうなると、薬によって体が複雑な状態になり得なくもない…。

患者さん自身も、強い薬は、よく効くモノではあるけれども、体に与えるダメージも大きいという事を理解しておかないと、投与された薬で、体のバランスが崩れるって事も往々にしてあるんですよね!分かりやすい例としては抗癌剤などがそうですよねぇ!…副作用として、元々、体力がある人なら多少のダメージはあっても回復しますが、体力がない人に抗癌剤を使用すると一気に老け込みますよね…。

まぁ~…東洋医学や鍼灸に理解がある、お医者さんならばプライドなど関係なく、同意書は書いてもらえるとは思いますけど…。

この保険の運用順を考えてみても、鍼灸は一番最後になる…。いわゆる駆け込み寺になるような流れで、一番最後に鍼灸院を訪れるようになるわけです。

大まかに分類すると、東洋医学と現代医学は考え方が違うと思っていいと思います。同じ医学ですから考え方が似通ってる部分もありますが、ここでは敢えて、違いを強調したいと思います。

現代医学は患者さんの要望に応えて、即効性を第一義としています。現代人は「早い社会復帰を!」「完璧に治して欲しい!」「すぐに治して欲しい!」「元どおりに戻して欲しい!」…と思っているので、そのニーズに応えようと、新薬の開発や…、手術や技術の向上…、治療に必要な機械や道具などを開発して、最新技術で対応します。

東洋医学は、本来、人間の体が持っている自己治癒力を高めたり、免疫力や自律神経のバランスを取る事で病気と対峙します。(…歴史的にみれば西洋医学もヒポクラテスの時代から、つい最近まで…、今から100年くらい前までは、自己治癒力を高めたり、免疫力や自律神経のバランスを取る事で病気と対峙していました。)

…わざと、違いを強調して説明してますが、現代医学と東洋医学には、こういう違いがあると思うんですよねぇ~。

もう少し突っ込んで言えば…

現代人は、自分の生活パターンを変えずに、病気を治そうとするので、現代医学は、その患者さん達の要望というか、不安に答えるべく、限界ギリギリを攻めるような感じで、病気と対峙して治療を行うんです。なので…限界ギリギリを攻める時、強い薬を使った場合、副作用も起きやすくなります。

現代医学が病気を、どう捉えるかというと…、勧善懲悪というか、悪いモノをやっつけるイメージで病気と対峙してると思うんですよね。なんとなく…ハリウッド映画的な、悪役がいてヒーローが悪役を倒す。「悪者は悪者なんだから、やっつけないとダメでしょ!」…っていう感じで病気を治そうとします。

東洋医学は…身体が、ちゃんと機能していれば病気にもならないし、病気になったとしても、本来持ち合わせている身体の回復力で病気は治せる…。という感じで病気と対峙して治療を行うんです。

東洋医学が病気を、どう捉えるかというと…、病気を日本で言う『怨霊神』のような感じで捉えているようにも思えるんです…。怨霊神って災いをもたらすモノなんだけれども、神として祀る事で災いを収めようとする。…コレが怨霊神ですよね!太宰府の菅原さんもそうだし、崇徳天皇とか、平将門もそうですよね!…興味が無ければ、あまり気が付かない事ですが、『怨霊神』って言葉としては「おどろおどろしい」けど、意外と僕らの身近で信仰の対象になってたりするものなんですよね…。

東洋医学には「病気は気づき…」という考えがあり、病気は嫌なモノではあるんだけども「あなた…そんなに乱れた生活していると、もっと酷い病気になるし症状が悪化しますよ!」…と病気が体に教えてくれるものでもある…。そんな感じで病気を捉えているんですよね。

なので…「病気を一気に叩く!」…ではなく、体の回復力を使って、荒ぶる病気の怒りを収め、病気に対して、ゆっくりと退いて頂く。

…こんな感じが東洋医学の病気の捉え方だと思うんです。

…少し、話しが脱線しちゃいましたが…(^^;)

現代医学の技術って、この百年で凄く進歩してると思うんですよ。だから…正直言って…現代医学って、医療の最後の砦だと思うんですよね!

…最後の砦では、あるのだけれども、医療に関わらず、健康で生きていられるのなら、関わらない方が良い代物でもあります。

東洋医学って基本的に、体をいかに健康的に維持出来るようにするか。人間というか…動物が持っている自己回復力という能力を、いかに維持させるか。…という事をサポートするのに長けている医学なので、順番的には、まずは、鍼灸も含め東洋医学で生活改善をして、患者さん自身が病気にならないような体作りを心がける。

どの病気でも最初は軽い状態なはずなんですよね!

軽い状態だったら体の自己回復力や東洋医学や鍼灸のサポートで病気も治るはずなんですよ!…でも、それを放っておくから症状が重くなり重篤な症状や病気になるわけです。…で…、どうしようもなくなった場合、最後の砦として、現代医学の恩恵にあずかる…。

この流れが、自然な流れだと思うんですけど…

…でも、現代人は「早く治したい…」「無駄は省きたい…」「自分で自分の健康管理なんて面倒くさい…」「なんだったら…自分の健康はAIに管理してもらおうかな…」なんて人もいるかも知れない。…(^^;)

僕が思うに…、たぶん…忙しい現代人の考え方に、東洋医学や鍼灸の考え方はマッチしてないかもしれないけれど、初めてウチの鍼灸院に来られる患者さん達に「この症状や病気に対して、今までどんな治療を受けて来られましたか?」と話しを聞いたりするんですけど…

話しを聞いてると…、病院で処方された薬に頼る前に、患者さん自身が生活改善していたら、こうはなってないだろうなぁ~…って思う事が多いんです。

なんとなくですが、今の医療の流れというか…、現代医学と東洋医学の活用法の順番が間違ってるなぁ~って思ったりするんですよねぇ~。

…追伸

言うまでも無いとは思いますが…、緊急性が高い病気や症状の場合は、この現代医学と東洋医学の活用法の順序は当てはまりませんからね!勿論…緊急性が高い場合は現代医学…一択です…(^^;)