スイスを見習うべきじゃない?

先日、録画していた『NHKスペシャル シリーズ 食の“防衛線”  第一回 主食コメ・忍び寄る危機』という番組を見たんです。

なんでも、今…当たり前に食べてる米が、あと20年後には気軽に食べれなくなるかも…、という内容でした。

番組によると、日本の食料自給率が38%なんだそうな…

日本は、お米以外は、ほとんど輸入に頼っているのが現状らしく、今現在、米は、ほぼ100%は自国でまかなっているものの、米も生産者の高齢化が進み、米農家を廃業する人が多く、年々、米の生産量が低下しているんだそうな…。20年後には米生産者が今の1/4になるそうなんですって!

国のコメントは「今後、人口減少で人口も減るので生産者が減っても、消費と生産の差は生まれない…」という試算らしいんですが、三井総合研究所の試算では「人口減少のスピードより、米農家の減少スピードの方が速いので2040年には確実に米の生産量が不足する」という試算らしいんですよね!

過去の事柄を思い起こせば…国が言う事を鵜呑みにすると、ろくな事がないからね…(^^;)、多分、このままでは…2040年には米の生産量が不足するんだろうなぁ~。

まぁ~試行錯誤して「外国人労働者を…」っていう話しになってるみたいですが、世界的に見て、今の日本は賃金が安いし、観光者としての外国人にはニコニコ顔でwell come!だけど、労働者としての外国人の扱いが、日本は慣れてないというか、酷いと思うんですよねぇ~。なんとなく…人として…というより、労働力として扱うというような上から目線ですもんね!…なので「外国人労働者を…」という国の考えは、今の日本では無理だと思うんです。

番組でスイスの例を取り上げていましたが、とても良い政策だと思うんですよね!

スイスでは国民全体で自分達が必要とする食料を守る制度が整っているそうなんです!

農家が安定して食料を生産出来る制度で、農家の総収入の1/3は国からの補助らしいんです。スイスのような山岳地帯の厳しい環境の中、農業を継続できるようにしているんだそうなんですね。その制度が出来たのも、色々と紆余曲折があって、以前の日本の米の生産過剰の問題と同じく、スイスでも第二次大戦後、小麦農家を守る為に小麦を政府が買い取る多額の補助をおこなった結果、生産過剰状態になり、補助をやめて市場原理を導入したら農家の収入が減り、離農する人達が増えて、スイスでも食料安全保証に危機が訪れたそうなんです。

1996年に、スイスで国民投票が行われ『食料の安定供給を守る範囲で農業を守る』という事が憲法に記載されたそうなんですよね!

国は国民に安全な食料を供給するために、肥料や生産量など厳格な審査をしているそうなんです。国民がいつでも確認できるように、農家の情報はいつでも公開されているんですって!

あっ!それと、コレいいなぁ~って思った制度の一つに…

今、スイスの農業の専門学校の生徒の授業料は無料。生徒数は30年で3倍近く増えてるんですって!だから、今のスイスの農業従事者の平均年齢は49歳で、国から収入の補助を受けれるのは65歳までなんだそうな。

スイスの農業専門学校の風景が放送されてたけど…「農家にとって、最も大事なのは、国民への食料の安定供給です。自分達が非常に戦略的価値の高い職業に就いている事を、くれぐれも忘れないで欲しい…」って先生が講義の中で言ってました。

僕は、今は鍼灸師ですが、高校は農業高校だったし、大学は農学部でした。…が、高校・大学を通して先生から「農家にとって、最も大事なのは、国民への食料の安定供給です。自分達が非常に戦略的価値の高い職業に就いている事を、くれぐれも忘れないで欲しい…」なんてセリフ…聴いた事ないですねぇ~…(^^;)

スイスの食糧自給率は49%。日本の食糧自給率は38%

スイスの農業従事者の平均年齢は49歳。日本の米農家の平均年齢は68.4歳

ふぅ~ん…確か、スイスって世界一平均年収が高い国だったよな…。

スイスの『食料の安定供給を守る範囲で農業を守る』という政策の予算が年間3500億円だそうな…。

ついでに…スイスと日本の違いを、ちょっと調べてみました。

軍事費は、スイスが9500億円。日本が5兆円

GDPは、スイスが約118兆円。日本が約590兆円

平均年収は、スイスが1300万円。日本が443万円

人口は、スイスが約881万人。日本が1億2000万人

面積はスイスが九州より少し小さいくらいの大きさ…。

この数字を見る限り、農業に関しては日本はスイスを見習うべきじゃないでしょうかねぇ?

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