脳疲労

最近、よく『脳疲労』という言葉を耳にします。

なんでも…今、疲労業界では…(^^;) 疲労を3パターンに分類するそうな。

一つは「肉体的な疲労」、もう一つは「精神的な疲労」、そしてあと一つは「脳疲労」

肉体的な疲労は、読んで字のごとく…身体・肉体的な疲労…、所謂、筋肉を使い、肉体的な限界点に近づいた時に感じる疲れ。

精神的な疲労は、「嫌だなぁ~…」とか「やりたくないなぁ~」と思うんだけど、やらないといけない…。そんな時に一番感じるというか、背負い込む「嫌だなぁ~…」という感情が蓄積すと感じる疲れ。

脳疲労は目とか耳から入ってくる情報量が少なかったり、許容量の範囲内の情報量なら、脳が疲れを感じることは無いんですが、視覚・聴覚から大量の情報が入ってくると、脳が情報を処理しきれなくなり、集中力が低下したり、単純なミスをするようになったりするらしいんですね!この状態が長期間、続くと自律神経が乱れはじめ、その結果、自律神経が支配する臓器…所謂、身体全てに不調をきたし始めるそうです。

現代は情報過多の社会と言われてますよねぇ~!

老若男女…老いも若きもスマホ…ネットで情報の荒波にのみ込まれている昨今…、情報過多になっていない人を探す方が難しいんじゃないでしょうか?…(^^;)

体調が優れない…、不眠だったり、胃腸の具合だったり、頭痛だったり、耳鳴りだったり、目眩だったり…色々な症状を訴えて病院に駆け込むも、画像診断や血液検査などの検査結果には異常が無く、「ストレスや自律神経が原因でしょう…」と、ストレスや自律神経に対する薬や、血行促進剤を処方され、数週間、薬を飲んだり通院するも症状は改善しない…。

そんな患者さんが鍼灸院に助けを求めて来られる事が、結構多いような気がするんですよねぇ~。

肉体的な疲労や、精神的な疲労は患者さん本人で自覚しやすいんだそうです。確かに肉体労働をしたら「あぁ~疲れた!」ってなりますし、やりたくない事を無理矢理やったら、やはり「精神的にヤバいかも…!マジ疲れた…!!!」ってなりますよね!

でも、脳疲労の場合は、本人が欲しい情報を、自らの意志でネットなどから大量に吸収しようとします。昔だったら図書館に行って何時間もかけて調べないと分からなかった事が、今はスマホを使って、チョチョイのチョイで情報を得られますよね!

簡単に情報が手に入るので、人はどんどん短時間に多くの情報を得ようとします。…すると、必要としてなかった情報まで入ってくるようになり、脳が情報でパンパン!

なので、脳疲労の場合は、本人が欲しい情報を、自らの意志で収集しているので、疲れを感じにくい…。疲れを感じないので、どんどん情報を脳に入れようとする。

結果…情報を収集する事で満足感を得ようとすると、いつの間にか、情報収集に依存するようになるんですねぇ~。

これが脳疲労の原因なんでしょうね…。

この『疲労』ってヤツを、薬でなんとかしようなんて考えは持たない方がいいんじゃないかな?…と僕は考えます。

疲れているのなら休まなきゃ!!!

リポ○ビタンD…アリ○ミンV…ユン○ケル黄帝液…、そう言えば昔「24時間♪働けますか?ビジネスマ~ン♪ビジネスマ~ン♪ジャパニーズ・ビジネスマ~ン♪」なんてCMがありましたねぇ~。リゲ○ン…最近、CMを見ないけど、まだ売ってるんでしょうねぇ~。

「栄養剤を飲んで頑張ろう!」…なんて思っちゃダメですよ!…それって、疲れている身体に鞭をを打っているのと同じなので、身体を虐めているようなモノです。

疲れたのなら、リフレッシュする為に身体を動かして運動して、ぐっすり眠る。

肉体疲労だけなら、本人の意志だったり、時としては鍼灸やマッサージなどで疲労回復の手助けで、程度にもよりますが比較的に早く回復できます。

精神的な疲労が肉体的疲労に加わると、少し厄介な感じになりますねぇ~。マジメな人ほど精神的な疲労を抱え込む傾向にあるので、患者さんの考え方…所謂、マインドを変えていく必要性が出てきます。

脳疲労の場合もマインドを変えていく必要があると同時に、情報収集という行為に依存している場合もあるので、自ら情報を遮断するという決断が必要になります。なので、本人の考えが変わるまで待たなければいけなかったりするんですよねぇ~。所謂、アル中やドラッグ中毒などのように周囲の人に迷惑をかける事は無いにしても、依存という軽い中毒状態なので、脳が欲しがっているモノを止めるって、本当に難しいんですよねぇ~。

ここで必要なのは東洋医学の基本的な考え方だと思うんです。

東洋医学の考え方は、木の葉っぱを病気の症状に例えます。

一本の木に頭痛という葉っぱや、耳鳴りという葉っぱ…、胃の具合が悪いと言う葉っぱや、不眠という葉っぱがあるとします。

葉っぱ1枚1枚の症状を治そうとするのではなく、本体の木・樹の不具合を治す事で枝葉に分かれた葉っぱの不具合は自然と治る。

これが東洋医学的な思考の基礎です。

西洋医学も基本的には同じなんですが、患者さんの「早くこの症状を取って欲しい!」というリクエストに応えるべく、訴える症状が多ければ多いほど、薬の量が増えていきます。

薬害と言われるモノは、裏を返せば、患者さんの「早くこの症状を治して欲しい!」という要望が生み出しているのではないか?…とも考えられるんですね。

精神的な疲労も、脳疲労も、患者さんのマインドの変化が鍵になります。…木と葉で言えば、マインドも葉っぱなんですね!

じゃぁ~「木」は?

身体なんですよ!

肉体的疲労をしっかり取ってやる事で、枝葉の症状は少しずつ消えていきます。

じゃぁ~どうすればいいのか?

簡単な事です。よく寝て…よく噛んで食事をする。毎日、風呂の湯船で温かいお湯に10分ほど浸かって、血行を良くして、その日の疲れを次の日に残さない。毎日、軽い運動を心がける。それと楽しい事をする。よく遊ぶ。

でもね…

・よく寝るに関しても、現代は夜更かしできるアイテムが揃っているので睡眠時間が削られがちですよねぇ~。

・「よく噛んで食べる」…最近は硬い食べ物は敬遠されがちで、噛まなくても食べられるモノが増えてますよねぇ~

・入浴に関しては、風呂は湯船に浸からずシャワーで済ます人がが多いですねぇ~。

・それと…運動していない人も多いですね!

・楽しい事に関しては、ゲームが好きな人は、ゲームをする事で楽しみは得られるかもしれないけれど、ジ~っと同じ姿勢で長時間、ゲームをやる事になるし、別な疲労に襲われそうな気がするな…(^^;)

肉体的疲労をしっかり取る事って、昔から、子供の頃に、おじいちゃんやお祖母ちゃん…お父さんやお母さんから言われていた事で、簡単だと思うんだけれども、現代人には難しいかもですね!

まぁ~もう一言付け加えるなら…、僕の商売的には、定期的に鍼灸治療で身体のコリを取って、身体に疲れを溜め込まない!コレに限ります!…(^^;) 

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