自律神経の不調が原因ならば…

体調の不調を感じたら、おおよそ9割くらいの人は、まず…病院に行くと思うんです。

それで…、病院で色々検査してもらって、異常が見つかれば、薬や手術などのを選択して治療してもらい、病気を治すのが一般的な考えだと思っている人が大勢いらっしゃると思います。

鍼灸院に来られる方は、おおよその人が、一度、病院には行ったんだけど、コレという解決策が見つからず、通院をして薬は処方されるんだけど、症状に変化が無いという人や、お医者さんから「検査結果の数値を見ても異常はありません!」とか、「その症状は治らないので、慣れるしかないですよ!」と言われ、途方に暮れた人が、東洋医学とかツボとか鍼とか灸とか…、何か西洋医学とは違うモノに救いを求める感じで鍼灸院に来られる事が多いかな…。

あっ!…それと、よく聞くのが「その症状は自律神経の不調によるものだと思いますよ!」と、お医者さんから言われた患者さんが、けっこう多いですね…。

西洋医学のお医者さんは、どちらかというと、希望を持たせないコメントを言う人が、比較的…多いように思います。

それは資料をもとに統計的に、その病気だと、後々こうなる。生存率は○○%。というデータを考慮しての見解になるので「変に患者さんに希望を持たせてもなぁ~」というより、現実としてのリアルな事を念頭にコメントするので、どうしても聴く側にとっては冷たい感じというか、希望を持たせないコメントに感じるんだと思うんです。

例えば…

自律神経の不調を西洋医学で、どう治すのか?

…自律神経を調整する薬は存在しているものの、それって、薬で脳の視床下部をコントロールするって事ですよね!視床下部は、体温調整や血圧、心拍、食べる・飲む、性行動、睡眠 など、生体のリズムや怒りや不安などの情動行動を調整する場所です。そこを薬でコントロールする…。

うまくコントロールできれば良いけれど…、怒りや不安などの情動行動を薬でコントロールするって事は感情を薬でコントロールするって事でしょ!?そういう処方を必要としている患者さんもいらっしゃるとは思いますが、軽い自律神経の不調では、今の段階では薬は用いられないように思えるんです。

僕、個人としては、感情を薬でコントロールされるという事に抵抗を感じますし、怖いなぁって思うんですよねぇ~。

多分、自律神経が薬で微細にわたって簡単にコントロールができ、その薬が気軽に使える薬ならば、自律神経の不調を訴える人は、世の中に、こんなに多くはないと思うんです。

いつも、僕が口癖のように言ってる事ですが…

「病気にも程度がある」

同じ病名であっても、病気の程度によって、薬に頼らなければいけない症状もあれば、薬を使わずに治せる症状もあるわけですよね!

それと、薬は毒でもあり、薬にもなるものなので、よく効く薬は諸刃の剣なんですよね!

なので薬を使わないで治るのであれば、使わないで治した方がいい。というのは治療の大原則です。

でも、大多数の患者さんは、早く治したいという欲望から「薬」に頼りたがるんですよねぇ~。

御存知のように、自律神経って内臓や脳や心臓や血管…ホルモン…身体の全てをコントロールしている神経なんですよぉ~。

なので、お医者さんから「先日の検査結果が出ましたが数値的には異常はありませんよ!」と言われたり、「この症状は治らないので、慣れるしかないですよ!」と言われたり、「自律神経の不調によるものだと思いますよ!」と言われたりしたら、まずは自分自身で、自律神経の不調を調える事をオススメします。

例えば、耳鳴りとか難聴とか、まず病院の検査で器質的な疾患が見つかっていないのであれば、自律神経の不調が原因だと考えていいと思うし、不眠に関しても、若い人の場合はストレスや不安感から、年配の方はホルモンバランスの変化から自律神経が乱れる事が原因だと思っていいと思うんですよね!

では、どうやって自分自身で自律神経の不調を調えるのか?

…ですが、これが、凄く単純な方法しかないんです。

『規則正しい生活』『ご飯を食べる時は、よく噛んで、時間をかけて食事をする』『早寝早起き』などなど…子供の頃に、父や母、はたまた爺ちゃん婆ちゃんから、口酸っぱく言われていた事柄なんです。

現代人…、特に仕事に追われている人からすれば「ホントにそんな単純な事で自律神経の不調が治るのか?」と訝しがり「何か良い薬があるはずだ!」と自律神経の不調を治す為の放浪の旅に出て、医療ジプシー化してしまうんでしょうが、この『規則正しい生活』『ご飯を食べる時は、よく噛んで、時間をかけて食事をする』『早寝早起き』などの行動が、身体にとって自律神経の不調を治す最善策なんですよねぇ~。

西洋医学崇拝というか、早く治る事を第一と考えている人には、理解しずらいと思いますが、東洋医学的思考を理解している人は、腑に落ちると思うんですよねぇ~。

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